入間基地航空祭2024を歩く
入間基地航空祭2024に行ってきました。諸々やんごとなき事情あり、実に5年ぶりの開催。カメコな私は朝起きて雲一つない晴天に有頂天となり。期待と不安を胸に、現地に向かいます。これまでの反省から、
・すべてのプログラムをみることは不可能(混雑のため)。
・食事は事前調達が望ましい(食販混雑のため)。
・お土産も場合によっては諦める(物販混雑のため)。
・地上展示撮影も諦める(エプロン混雑のため)。
・現地滞在時間の3分の1は行列に並んでいる時間。
・トイレは見つけた時に済ませておく。
・優先順位&現地の状況で臨機応変に決断する。
・めっちゃ歩くことを覚悟しておく(翌日は休む)。
案の定、25万人来場で現地は盛況でした。稲荷山公園駅を出ると早くも行列。西武池袋線の踏切を超えて入場です。持ち込み禁止物品の告知が事前にありましたが、手荷物検査、今年はありませんでした。
行列に並んでいるうちにすでに始まっている飛行展示。T-4です。オープニングのカモノハシとチヌークには間に合いませんでした(そこまでは狙っていなかった)。前日夜、もう行列が発生し始めたらしい。。というネットのうわさを聞きつけ、朝から並ぶと体力もたないだろうなあと。
トイレはこんな風にたくさんあります。ただ限られた場所なので「見つけたら行っておく」ことにしています。外に手洗い所もあります。
エプロン(メイン会場)目指して進みますがとにかくすごい混雑。やっと中に入り、撮影位置を探します。地上展示は群衆の頭の群れで見えません。やっとエプロンに進入。そうこうしているうちに次の飛行展示。まずは今日がラストフライトとなる輸送機C-1。
続いて通称ブルーホエールと呼ばれているC-2。
いろんな用途に使われるU-4。
ちなみに第一空挺団の飛行展示は強風のため中止となりました。C-1から降下してくる落下傘部隊。過去の航空祭で何度か見たことあります。
これからどうしよう? となっても混雑のため行くことも戻ることもできず、しばらく思案中。あまりの混雑に「今日はもうこれでおしまいにしようかな?」という事態も想定し、第二訓練場へ。
こちらはのどかな雰囲気で、先ほどまでの群衆的緊張感とは無縁の世界です。草地が濡れてなくて、レジャーシート無くても寝そべることのできるくらい快適な場所です。
来る途中に買ってきた食事を開けて食べます。フェスなんだからフェスご飯。まい泉の「玉手箱」とジンジャーエール。この日食販、お土産とも何も買いませんでした。
食べ終えてしばし転がって休憩。秋晴れのいい陽気で昼寝したくなるくらい気持ち良い。
あれ? 私ここに何をしに来たんだっけ?
そんなこんなで体力が戻りましたので、第二会場の地上展示を見に行きます。炊事をする車(大きなしゃもじ持って、車とともに記念撮影をしてもらえる)、水を運ぶ車など。
実は昔同じ航空祭に来た時、午後飛行展示のブルーを第二会場で見たことがあります。今回も第二会場でブルーを見るか、エプロンに戻るか。
せっかくの晴天だし、あと何回来られるかも分からないしで、ダメもとでエプロンに戻ってみようとなり、再び元居たエプロンに向かいます。その途中こんなかわいいオブジェを見つけました。
エプロンに戻り、ブルーの飛行展示が始まります。
いろいろアナウンスをして下さるのですが、撮影に夢中で半分も聴けていません。とにかく「あっちからくる」「こんどはこっち」とカメラを構えながら、ときにカメラを手に持ち、アクロバティックな動きを目で追います。
息をのんだのがこれ。4機とも背面飛行でスモーク出しながら、編隊を組んでいます。ズームで撮影していて後で見返してみて「なんかスゴイことしている!」と気付きます。
度肝を抜いたのがこれ。ブルーインパルス演目のひとつ、バック・トゥ・バック。ほぼ重なっているように見えながら飛んでいる。。!
他にもキューピッド、スタークロス、フェニックス、コークスクリューなど、代表的な演目をエプロンで見ることができました。ブルーの演目はたくさんあり、毎回同じ演目というわけではないですが、この日はたくさん目の前で見られて感激でした。
ブルー目的のお客さんたちが帰途につくので、少しだけ会場が空きます。移動しつつ、ようやく部分的に撮影できた地上展示。埼玉県警ヘリです(なぜ埼玉? ですがここは入間市埼玉県)。
観測ヘリコプターのOH-1
次にC-1飛行展示の2回目。と同時にじわじわとやってきた消防車。
地上を動くときに中から手を振ってくれるので、こちらも両手を挙げて「いってらっしゃい」。オーディエンスに見送られ。2機飛びました。輸送機なのにアクロバティックな動きの得意なC-1。
ラストフライト、お疲れ様シャワー炸裂。ヘリの向こうで見えづらいですけれど、C-1がシャワー浴びながら動いてます。そして花束贈呈(混雑のため撮影できず)。
最後、帰投するF-15イーグル。「蛍の光」のBGMがかかる中、これだけ撮影できました。背中、おなか、右、左と見せながら2周飛んでくれて、かろうじてお見せできる画像がこちら。なんと北陸新幹線塗装でシビレました。
帰りの行列に並ぶ最中に他のヘリや航空機の帰投も見ましたが、群衆移動中でもう危ないのでカメラ収納後でした。
晴天で混雑を予想しながらも、航空祭飛行展示はみんなで見る一体感も含めて感動します。最近野鳥撮ってないこともあり撮影の腕は少し落ちたかもしれません。。帰りは混雑していながらものんびりと。充実のオフでした。
翌日は案の定、足が動かないくらい疲れました。歩くだけではなく立ちっぱなしの時間が多いこうしたイベント。筋力つけるには日頃からの歩行移動が大切ですね。
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