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「まだ」から「いま」へ〜谷川俊太郎さんの本を手に取った理由〜

年末年始に 本を読もうと
候補を 探していた

実用書 ビジネス書
レシピ本も いいかもしれない

気になった 小説を
この機に 手に取るのも
いいアイデアのように 感じた

しかし 

だめだ
どうにも意欲が 沸かない
心が ついてきてない感覚だ

ハーバード流も スタンフォード流も
chatGPTも 生成系AIも
バズレシピも つくおきも

何かが 違う
受け付けない 感覚があった

どうして 
実用書を 買うのだろうか

確かに 知識は手に入るけれど
自分が 足りないことを
認めることに なるのに

どうして 
ビジネス書を 手に取るのだろうか

確かに 新たな視点に立てるけど
自分が 欠けていることに
気がつく だけなのに

どうして
レシピ本を 探すのだろうか

確かに やり方を知れるけど
自分が 出来ないことを
知る だけなのに

わかった

まだ 足りないこと
まだ 欠けていること
まだ 出来ないこと

まだ まだ まだ

そんな わかりきったことは
「いま」はもう たくさんなんだ

毎日 いろいろなところで
感じている ことだから

僕が「いま」 ほしいのは 
そういうのじゃ ない

僕が 足りないことでは ない
足りてなくても
満ちることを 知りたい

僕が 欠けていることでは ない
欠けていても
輝けることが 知りたい

僕が 出来ないことでも ない
出来なくても
価値があることを 知りたい

この日 書店に並ぶ 
たくさんの本を 眺め

心が 動いたのは
谷川 俊太郎さんの本

きっと ここに
「いま」必要なものが あると
そう直感が 告げた

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