糖質カット食品の闇(※しかも痩せません)

昨日、朝の情報番組を見ていたら、コロナ騒動の自粛期間中に太ってしまった人が取材した中で50%弱いるということで糖質カット食品の特集をやっていて、これはまずいと思い筆を取りました。

コロナ関係のニュースもそうですがあまりテレビメディアの情報は鵜呑みにしない方が良いかと思います。

私の親戚が無農薬野菜の農家をやっているということもあり、食に関しての書籍や情報には少し敏感で私なりにまとめた知識を出力しようと思います。よかったら最後までお付き合いください。


こんにちは自己紹介遅れました、Dr.Tです。

普段はスポーツをする子供を持つ保護者の方や指導者の方に、今までスポーツのコーチングに携わって得た知識や経験を基とした考察などを知って頂きたくnoteでアウトプットしておりますが、本日は食に関しての回になります。よろしくお願いいたします。

食に関する書籍や研究、情報はありすぎて若干まとめきれてないのが現状ですが、読んでいただいた方々の方で精査していただければと思います。



1.糖質カットで痩せるのか問題

実は私も以前、あまり勉強などもせず人に勧められてやってみたことがあります。

結果から言うと一時的に体重は落ちました。

ただリバウンドしました…


メカニズムがわかると当然で、糖質を取らないと代謝も落ちてしまうので一時的には体重は落ちますが、通常の食生活に戻した時に省エネモードになってしまった体に消費する以上の燃料が入って来るので結果体重は元どおりに…

と言うのが私の簡単な解釈です。

周りでも糖質制限で痩せて太ってを繰り返している人が多い気がします。

しかし今回痩せるか痩せないかと言うよりも、糖質カット食品が危険!

と言うことをお伝えしたいのでどうでも良いといえばどうでも良いのですが…



2.人工甘味料の闇

糖質カット食品が全て悪いと言うわけではありません。

例えば小麦の代わりに、こんにゃくとおからを使用して作ったパスタなどの麺類や豆腐や野菜などで米の量をかさ増ししたレシピなどは特に問題ないと思っているのですが、私が懸念しているのは人工甘味料です。

代表的なところでいうとゼロコーラや糖質〇〇パーセントカットしたスイーツなど。糖質0の発泡酒にもひっそりと入っていたりします。

神経質だと思われる方もいるかもしれませんが、食品を買うときは食品表示の原材料を見て、人工甘味料が記載されていたら大抵買いません。ただ思っている以上に入っている加工食品、飲料が多いこと多いこと。

冒頭でお伝えした通り短期的に体重を落とすとしたら有効なのかもしれませんが、中長期的な目線や健康被害など考えると、こういうテレビメディアの体重増えたから糖質カットしなきゃという印象操作はあまり良くないかと個人的には思います。

これから人工甘味料について書いていこうと思います。



3.人工甘味料とは

食品に存在しない甘み成分を人工的に合成したもので、過去には毒性が認められ食品添加物の指定を取り消されたものもあります。怖いですね。

一言で人工甘味料といっても色々種類があります。

日本とアメリカで認可されている人工甘味料はサッカリン、スクラロース、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、ネオテームの5種類。砂糖の数百倍も甘く、製造コストも安く抑えられるので一気に普及しました。

特に日本は砂糖を輸入に頼っているのですが一部の人工甘味料は日本のメーカーでも製造されていますし輸入しても安価です。生産コストを抑えたい食品加工メーカーにはもってこいの製品と言えます。

普段摂取している人工甘味料が後々食品添加物の指定から外される可能性も無きにしも非ずです。



4.健康被害

種類や摂取する量により健康被害は様々報告があるようですが、私が1番問題視しているのは、腸内細菌叢に影響があるところ。

腸は第二の脳と言われているくらい大事な臓器。

腸内環境の乱れは感情や意思決定の乱れだと思っております。

人工甘味料がうつ病や不眠の原因になるのではないかというのも基を正すと腸内細菌叢が乱れてしまうことにあるのではないかと考えます。

有名なマウス実験で、不安傾向の強いマウスに大胆な性格のマウスの糞便微生物を移植したところ移植されたマウスは社交的な行動をとるようになったことが確認された実験もあるので、人間の実験ではないもののおそらく腸内細菌叢が行動や感情に影響があるということが考えられます。


他にもあげるときりがないのですが、よく摂取するとお腹を下すことがありますという時点で体が体内から排出しようと反応する時点で摂取は控えるべきだと考えます。

みなさん、腸内細菌叢は大切に。



5.最後に〜腸内細菌叢が世界を救う〜

今回人工甘味料にフォーカスしてしまいましたが、他にもジャンクフードが腸内環境を破壊してしまったり、トランス脂肪酸が体の代謝異常を引き起こしたりと自分なりに危険だと思っていたり、海外では禁止されている食品が日本では日常的に摂取されていたりする食品は多々あります。

こういう面では体に良いけど、この観点からみるとあまり体には良くないといった食品は多々あるので、これのおかげでだいぶ何を食べて良いかわからなくなっているのですが…

いかんせんあまり人工的に加工された食品、精製されすぎた食品は避けて、腸内環境を整えることができれば、ネットの誹謗中傷だったり人間の思いやりのない行動だったりは減って世界はより平和になるんじゃないかと思っています。

結構マジメにそう思います。


最後に無理やりいつものスポーツ指導のことに紐付けしますが、スポーツの指導にあたる方はある程度スポーツの指導だけではなく、食事や睡眠に関する知識を持って指導することも必要に思います。

いくら良い練習をしても、食事がおざなりだったり、練習の前後で睡眠不足だとあまり効率的ではないし生産性も低いです。

上達の早い子の親御さんは割合とこういったことの意識が高いような気がします。

めっちゃ筋トレしたのに前後24時間にタンパク質を取らないボディービルダーはいません。体を作るのは食べ物だと知っているからです。

最初はポテチとかマックはやめようねーくらいで良いと思うんです。

それで体の変化が実感できる経験に出会えた時にそういうことへの意識が高くなると思うんです。

いかんせん子供でまだ知識がなかったり自分で管理ができないので、大人が助けてあげるとスポーツの上達の近道になるのではないかと思います。



終盤脱線しましたが今回はここまでです。

仕方のないことなのですが、最近有事の際は何かとスーパーの棚からカップ麺だったりポテチなど比較的ジャンクな食品が品切れるたびに謎な危機感を感じるのです。

みなさま、腸内細菌叢は大切に。

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それではまた来週。

Dr.T

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