英語の発音をカタカナで書き分ける方法

子音

子音表

• 単語内の区切りの末尾にない、接尾辞「-th」を除く子音前の「n」と「f・p・b」前の「m」は「ン」と書く。尚、接頭辞に於ける、「n」と「f・p・b」前の「m」は「ン」でも可

• 語頭の「str・tr・dr」における「r」はラ行でも可

• 「ッ」は省略可。また、母音後で語末の「t」は「ッ」でも可

• 「ㇲ（th）」は「セ」でも可。但し「セ」で代替する場合「ㇲ（thoo）」は「セゥ」と書く

• 母音が後続しない「シ・ジ」は「シュ・ジュ」でも可

• 母音が後続しない「ク・ト・ヌ・ホ・ム」は各々「ㇰ・ㇳ・ㇴ・ㇹ・ㇺ」でも可

• /x/（綴り上は「ch」） は母音が後続しない場合「ホ」で、母音が続く場合は「ホ＋ァ段」で書く。但し /x/ ＋ ウ（ー）は「ハゥ（ー）」と書く

母音

母音表

• 曖昧母音を含む弱勢母音は元の母音かそれを短縮した母音で表記する
  ア・アー・アイ・アウ段　→　ア段
  イ・イー段　→　イ段
  ウ・ウー段　→　ウ段
  エ・エー・エイ段　→　エ段（エー段が元の曖昧母音はア段でも可）
  オ・オー・オイ・オウ段　→　オ段
  ユ段 　→　ユ段
  但し「r」が後続する曖昧母音は一律「ア段」でも可

• 強勢のある「アァ段」「オア段」＋母音は、各々「アー＋ㇻ行」「オー＋ㇻ行」と書く

• 「アァ段」と、単語内の区切りの末尾または語末でない「オア段」は各々「アー段」「オー段」で代替可

• 語末で弱勢の「アア段」は「ア段」でも可

• 「ウー段」に曖昧母音が続く場合（綴り上は「ua」）は「イ段＋ヮ」でも可

• 語頭の「アー・エー・オー」は各々「ァ・ェ・ォ」でも可

• 「ユ段」は「ユー段」としても可

音節

音節表１

音節表２

• 「ィ（yi）」は「イ・ウ・ヴ・ス・ズ・セ・ゼ・ツ・ヅ・テ・デ・フ・ホ・ル・ン」の後では「イィ」と書く

• 「ゥ（woo）」は「ウ・ト・ド・セ・ゼ・ハ・ホ・ル・ン」の後では「ウゥ」と書く

• 「チュ・ヂュ・トゥ・ドゥ・ㇷ・ユ・ㇽ・ンゥ」に続く語末の「ー（伸ばし棒）」は省略可

• 「ト・ド・ホ」以外のオ段と「シ・ジ・チ・ヂ」以外のイ段に続く語末の「ー（伸ばし棒）」は省略可

• 「カー・ケー・ハー・ヘー」は各々「ヵ・ヶ・ㇵ・ㇸ」でも可

• 「トゥ・ドゥ」は各々「ツ・ヅ」でも可

• 語頭の「スティ」は「スチ」でも可

• 「ㇻ行」は「ル＋ァ行」でも可

• 「ㇱ・ㇷ」は各々「スィ・ホゥ」でも可

• 「ヂャ」行は「ジャ」行でも可

• 「ク・グ・ス・スク・プ・ヴ」の後の「ヰ・ヱ・ヲ」は単語や音節の区切りの先頭でない限り、各々「イ・エ・オ」でも可

• 「ト・ド」＋ワ行は、ワ行が単語や音節の区切りの先頭でない限り、各々「ツ・ヅ」＋ア行でも可

• 「ト・ド・ホ」の後の「ヱ」は音節の語頭でない限り「エ」でも可

• 「ヰ・ヱ・ヲ」は各々「ウィ・ウェ・ウォ」でも可

• 「ヷ・ヸ・ヹ・ヺ・ヸャ・ヸュ・ヸョ・ヸェ」は各々「ヴァ・ヴィ・ヴェ・ヴォ・ヴャ・ヴュ・ヴョ・ヴェ」でも可

具体例

• puh パ　pah パー　per パア　par パァ
  （「パァ」は「パー」でも可）

• code コウド　cawed コード　cord コアド　cod コド
  （「コアド」「コド」は各々「コード」「コッド」でも可）

• us アス　ass エース　ace エイス　ess エス　ash エーシ
  （「エー」「シ」は各々「ェ」「シュ」でも可）

• sucker サカア　soccer ソカア
  （語尾の「ア」は省略可）
  （「サカア」「ソカア」は各々「サッカア」「ソッカア」でも可）

• knees ニーズ　needs ニーヅ

• page ペイヂ　beige ベイジ
  （「ヂ」「ジ」は各々「ジ」「ジュ」でも可）

• lay レイ　ray ㇾイ
  （「ㇾ」は「ルェ」でも可）

• bale ベイル　veil ヹイル　wale ヱイル　whale ホヱイル
  （「ヹ」「ヱ」「ホヱ」は各々「ヴェ」「ウェ」「ホエ」でも可）

• kin キヌ　king キン　Kim キム
  （「ヌ」は「ㇴ」でも可）

• sin ㇱヌ　shin シヌ　thin ㇲィヌ
  （「ㇱ」「ㇲィ」「ヌ」は各々「スィ」「セィ」「ㇴ」でも可）

• food フード　hood ㇷド
  （「ㇷド」は「ㇷッド」でも可）
  （「ㇷ」は「ホゥ」でも可）

• ear イア　 year ィア