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僕の飲食店 コンサル編⑦コンセプト

コンセプトを作る・見直す

僕が講座や勉強会、コンサルで伝える基本的な考え方

なにを
・だれに
・どこで
・いつ
・いくらで
・どのように
・だれと
・なぜ

これらの事柄を
自分のお店ややりたい事に
当てはめて、

コンセプトを作り上げていきます。

・なにを
お店の商品です

・だれに
ターゲットとなる人
性別や職業、年齢など

・どこで
お店の場所

・いつ
目標となる開業の時期
1年後~とか 
次の夏・次の冬など

・いくらで
ここは開業資金で
貯金+借り入れなどの資金から
開業にいくら使えるか?
いくら使うか?の  金額

・どのように
売り方です
店舗、テイクアウト
、キッチンカー、立ち飲み、等など

・だれと
カウンターの小型店
小さなお店のカフェとかなら
店主1人でも……ですが
基本パートバイトを雇う、
夫婦、家族でする 等があります。

・なぜ
僕が講師をしたり、勉強会の時に必ず聞く事は
「あなたはなぜお店をしたいのですか?」

開業目的には、様々な理由があるはずです。
夢や希望
現実的な事

資金をつかって、
時間と労力をつかって

開業する目的を
ハッキリとする事。

企業でいうべきなら
「経営理念」ですね。

飲食店開業は
「スタートするための準備」なんです。

オープンが目的では無いんです

当たり前の事なのですが
コンサルタントをしてきて
「開業が夢」「開業が目的」に
なっている人が 一定数いてます

「私はカフェがやってみたかった」
「私は日本酒BARがやりたかった」

と、夢を語って
コンセプトを書き上げても

少し。甘い事が多い

個人の飲食店開業は
一生ものの仕事です。

オープンしてからが勝負
しかもゴールはありません
ずーっと走り続ける

マラソンで言えば
申し込んで練習して、
準備して
当日スタートラインに立つまでが
「飲食店開業」

一定の利益をあげ
続けるためには、

目的がなければいけません
開業目的をハッキリさせて

自分のやりたい事を
形にするために
コンセプトを作ります

例えば、自己資金やあちこちから
借入したお金が1000万あったとして
開業にいくら使います?

・いくらで?
の項目ですね

・不動産、礼金敷金という契約金に
契約してから 改装工事や開業準備などの期間の家賃。

・厨房施設・器具やホールのイス、テーブル、その他

・求人するなら求人費用と人件費

・様々なデザイン 看板やチラシ、ショップカード

・電気、水道、ガス、通信器具などの工事や取り付け

・食器や調理道具、カトラリー、ユニフォームなど

・食材や、調味料

・保険等々

開業までに用意するものは
沢山あって、
これ以外にも細々と増えていくでしょう。

ここで、1000万あるから
全部つかって 望み通りの
素敵なお店を作り上げたい‼

そんな人もいるかもしれません
……が、ちょっと待って‼

当面の「運転資金」忘れてませんか?

夢と希望でオープン初日から
満席‼満員御礼がずっと続く店‼
計画通りに売上が上がる‼

のは、なかなか難しい世の中で

実際は、個人店がひっそりオープンしても
計算通りに売上が達成出来るのは
大変だと思います

なので「運転資金」として
3ヶ月~半年くらいの予備は
置いておいた方が良いですね

家賃、水道光熱費、仕入れ代、人件費の最低ラインを計算して
例えば 今のようなコロナ禍になったとしても
3ヶ月~は生き延びれるような
準備をしておくべきです。

今日はこの辺で。



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