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「店のファン作り」思考錯誤

今回はコミュニケーションについて。

☆以下の文章は、ビジネス交流会で
発表した10分程のプレゼン内容となります。
……

飲食店やサービス業、個人事業主などを していく中で
自分のお店、もしくは
「そのサービス」や「人」に対して
  『ファン』を作るのは
売上げやビジネス獲得において
重要なポイントの1つです。

では「ファン」を作ることで
お店はどうなっていくかというと。

・お店のリピーターになってくれる
(売上げの確保)
・お店の宣伝をしてくれる
・お店のチャレンジやイベントを後押ししてくれる
・お店がどんな状態でも「味方」でいてくれる。

これらが、パッと思いつくいくつかのメリットです。

観光地やイベントでない限り、
一限のお客様だけで やっていくのは
なかなか大変です、
地域やその土地に密着すればする程
「リピーター」というのは必要だったりしますし、
お店を気に入ってくれた方が
インスタグラムなどのSNSなどで
投稿してくれたり、
その人の大切な「誰か」に
口コミをしてもらえたりします。
また、イベントや新しい試みにも参加してもらえたり
今でいう「コロナ」等の厳しい状況下でも 応援し、支えてくれたりしました。
では、どうやって、お客様を、
「ファン」にしていくかという事ですが
僕は結構シンプルに考えています。

すごく分かりやすく書き出すと

お客様に、
・得をしてもらう
・気に入ってもらう
・覚えてもらう

と、言うことになります。。

当たり前の事ですが。例えば
「得をする」というのは

何でもかんでも値引きするとか
ドリンク1杯サービスとか
そういう事ではなくて、
例えば、この牡蠣の、産地はどこどこで 今の季節はここの産地がが1番
クリーミーですよ。とか?
この日本酒は、実は酒蔵限定で、一般では売り出されてないんですよ。とか

その店の
料理や商品、サービスの
こだわりや工夫、思い 等を伝える事で

お客様が「そうなんや♪」「いい事聞いた」と、いう、ちょっとした感動であるとか
もちろん接客や、もてなしも含めての
「価値」を提供する事で
喜んで帰ってもらう。
「満足」して、「得して」
帰ってもらうと
言う意味合いがあります。

そういう事を意識すると
「このお店良いよね?」と
そういう流れを作れます。

で、3番目の「覚えてもらう」
人と言うのは、中々物事を覚えられないもので
「三宮で美味しいパスタのお店を思い浮かべて‼」って聞くと
パッと思いつくのは二〜三軒で、
そんな中で
頭の中のリストに上がるのは
記憶に残るお店や
気に入っているお店等の

「覚えているお店」です。
その覚えている何件かのなかに
自分のお店が入ってもらうための
「ファン」作りなんです。

そして、お店側としての
ポイントは。
・会話をする事
・お客様を覚えること
・情報を共有すること

この3つを意識しています。
僕のお店は 
専門店ということもあり、
何かと「説明」をします。
メニューの説明、
食材の説明や産地の説明、

そういった中で、
スタッフとお客様との間に
会話を発生させて
お互いを意識したり、
店側も、会話をすることで
もちろんお客様を覚える事になります。
3つ目の共有ですが、
例えば
料理の進み具合や
食材の好き嫌い、
どんな種類のドリンクを飲んでいるか?
2回目以降のお客様なら
お名前や
前回の来店の時の情報。
前は何を食べた❓
そういった事柄を
他のスタッフとやり取りすることで
「会話」や「気遣い」の質が上がり

間違いなく「サービスは向上」となります。

こういった 今まであげてきた
数々のポイントの中で
やっぱり大切なのは

「コミュニケーション」

お店のファンを増やすために必要な
コミュニケーションは。

・お客様はもちろんの事。
・自分とお客様だけでは無く、
・お客様とスタッフとのやり取り や

・スタッフと自分との良好な関係作りも含めての
「信頼関係の構築」となります‼

お客様にファンになってもらい、
スタッフにも楽しく充実して働いてもらう

それを叶えるため、
信頼関係の構築に必要で
重要な
「コミュニケーション」

僕は、実は人付き合いが苦手で、
それでも、34年やってきた中で
店長や料理長、を経験してきて
「コミュニケーションの必要性」は
身に染みるほど体験してきました。

そんな僕が思う
必要とされる「こみゅ力」は

・人を見る
・人に接する
・人を選ぶ
と、いうことで。


①の人を見るは、
相手の雰囲気や言葉遣い、会話を見て

②の人に接するは、
その相手に適切な
対応をする事で

③のコミュニケーションのとり方を
選んでいきます。

相手の状況や雰囲気で
言葉を選び、満足してもらって、
喜んでもらうために対応していく。

コミュニケーション能力をあげるためには
「気遣い」や「心配り」も必要です。

コミュニケーションは
「双方向」です‼
一方的に伝えるだけでは無く、
聞き手に回る事や
相手から聞き出す事も大切な事で。

お店のファン作りとして前提の
「信頼関係の構築」をしていくためには 常に意識して
コミュニケーションをしていくべきだと思っています。

食事というのは
ある程度の流れがあって。
料理だけ‼が美味しくでもダメです。

接客やお店の雰囲気、清潔感、スタッフとの会話も含めての
「お店の価値」なのですから。

☆モノより思い出
☆体験を売る

☆料理に感動する
☆スタッフを好きになる

こういった流れで
お客様は、
「お店を気にいってくれます。」

この、どれをとっても
会話や接客等のコミュニケーションは大切になっていきます。
☆良い思い出と
楽しい食事の思い出を作っていきたいです‼‼


と、こんな感じで
スライドやイラスト、写真を加えつつ
セミナーとして
発表致しました。



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