アンテベラム、文学フリマ、横尾(2024/05/19)
9時起床、朝ごはん無し。
『アンテベラム』の続きを見る。序盤の謎なシーンが、終盤でだんだん繋がってくる「そうだったのか」映画。この手の映画を見ていると「あまりに残酷な…」と引いてしまう瞬間があるが、現実問題ほんとうに残酷なのだろう。
13時。文学フリマの入場混雑がすごいとXで目にしたので、腹ごしらえのために浜松町で下車。10分程度歩くが、日曜にオープンしている(かつ良さげな)お店が全くない。オフィス街だしな、と諦めて吉野家へ。牛丼を食べた。
文学フリマへすんなりと入場。同じ会場で文具女子博のお手伝いをしたことがあるが、雰囲気が違う。おとなの「文学部」という感じ。
気になる人に声をかけ、ほしい本を購入し、見本誌を眺める。所持していた現金をほとんど使い果たしてしまった。ブースの人と話していて思ったことは、同年代でも「東京」を抜け出した人が多くいるということ。最近よく考える「東京っておもしろい?」問題がまた浮上する。無意識に競争させられ、まわりと同じことをしている感覚がぬぐえない生活。いまはまだ、雇用があるから東京にいるが、雇用を自分で持てるようになったら変わるのだろうか。
17時。体がアイスカフェオレを求めていたので『横尾』へ。セットでレモンケーキも注文。文学フリマで購入した『取るに足らない大事なこと』を読む。「ひとりごと」という<デザイナー・文筆家・編集者>のユニットによる、ニュースレターをまとめた一冊。それぞれが自由にオールを漕ぐように言葉を紡いでいるにもかかわらず、その場でくるくる回ることなく、スーっと前に進んでいくのが不思議。3人とも東京から住む場所を変えていて、移住者の視点を持っているのも興味深かった。
本をつくるっていいな。パーティをつくりたい。
夜。U-NEXTで『ポーカー・フェイス』という海外ドラマを見始めた。嘘が見抜ける女性の物語。まだ2話しか見ていないが、毎回犯罪者が登場しそうな雰囲気だ。ナターシャ・リオンのしゃがれたボイスがかっこいい。
24時半就寝。