夜のピクニック、横尾、思考が一本の川となって(2024/06/01)
喫茶『横尾』でアイスカフェオレを飲もうと家を出たけど、なんとなく通り過ぎた。湿気が少なく、日がじんわりと落ちてきた6月はじめの夕暮れ。井の頭公園までたらたらと歩く。
公園から少しはなれたお気に入りのベンチに座り、連れてきた本をひらく。『夜のピクニック』。先日知り合った友人が「自分の核になったモノ」で挙げていて、自分もそうかもしれないと、また読み返したくなったのだ。これまで何度か買ったけど、すぐに人にあげてしまうので、いま持っているのは中古品。はじめて出てくる登場人物には必ず