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理科系のぼくとスピリチュアルな父

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スピリチュアル系男子である父と、理科系博士のぼくの成長記録。
運営しているクリエイター

#中学生

はじめまして

ぼくと父の会話の備忘録をマガジン(理科系のぼくとスピリチュアルな父)にまとめていこうと思います。
もともとは別のブログサイトで書いていましたが、移転させました。

思い出せる限りのエピソードを書こうと思います。

今回はこのマガジンに登場するであろう人間を紹介します。

登場人物家族


スピリチュアル、オカルトが好き。
ラジコンが好き。

現在何をやっているのか聞くのが怖くて聞けない。

座右

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チンチロリン

チンチロリン

#中学生〜高校生

ぼくが高校生の時のある夜、深夜25時くらい。

いつものように自室で夜更かしをしていると、
リビングの方から

”チンチロリン”
”チロリロリン”

という音が聞こえてきた。
瀬戸物の器に、小さいものが転がっているような音だった。

リビングに行って様子を見てみると、

先に寝たはずの父が
お茶碗に2つのサイコロを投げ入れては取り出しという作業を繰り返していた。

怖かったので

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ぼくのお年玉

ぼくのお年玉

#中学生〜高校生

よくある話だと思うが

ぼくがせっせと親に渡していたお年玉は
両親が使っていた。

中学2年生の頃

ぼくはギターを始めた。

その際、あまりお金がなかったので、今までずっと貯めていたはずのお年玉を使おうと

両親に打診した。

ぼく「お年玉の通帳ってどこにあるの?」

両親「引っ越しの時にどこかやっちゃった。」

ぼく「まじか」

当時のぼくは、それなりに納得し、
結局年末年

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父の一人暮らし

父の一人暮らし

#中学生〜高校生

父は昔一人暮らしをしていたらしい。

中学生の時その事について聞いてみた。

ぼく「一人暮らしってどんな感じ?」
父「結構楽しかったよ」

ぼく「いつやってたの?」
父「大学生の頃かな」

ぼく「どこで?」
父「家の近くだよ」

ぼく「どういうこと?」
父「俺の実家の近くでしてた」

ぼく「どのくらい近くだったの」
父「徒歩5分くらい」

ぼく「近っ!!それって一人暮らしってい

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ダウジング2 広域を探す父

ダウジング2 広域を探す父

#中学生〜高校生

ある日、

父がリビングで地図を広げ、なにやら真剣な表情で立っていた。

右手にぶら下がっていたのは、水晶のペンダントのような物。

そして机の上には東京都全域が収まった広域な地図。

ぼくは嫌な予感を感じつつ、

何をしているのか聞いてみた。

「財布落としちゃったんだよね。」

ああ、これが引き寄せの法則というやつか。

一応、話を掘ってみた

ぼく「というと?」

父「い

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父が初めてくれた本

父が初めてくれた本

#中学生〜高校生

高校生の時の誕生日。
父がぼくに本をくれた。

記憶の中では、これが初めてもらった本だった。

この本だ。
「ザ・シークレット」

ご存知の方も多いのではないでしょうか。

なんてったってベストセラー。
所謂自己啓発系の金字塔。

「引き寄せの法則」をいい出した本。

もらってしまったので一応読んだ。

雑に要約すると
「悪いことも、いいことも思った通りになってしまう」
という

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サンタ再来

サンタ再来

#中学生〜高校生

ぼくにとってサンタクロースは小3でいなくなったと思っていたが、一度再来したことがあったことを思い出した。

それは中学生の頃だった。

その頃、ぼくの家は実質的に別居状態で、父は少し離れた場所に暮らしていた。

ぼくはその頃から夜更かしが好きだった。

夜はゲームをしたり、ネットやチャットをしたりして、
昼は学校で寝るという生活をしていた。

今思えば親に心配をかけていただろう

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利き聖水(念編)

利き聖水(念編)

#中学生〜高校生

聖水の作り方1の続きです。

念によって聖水が作れるようになった父は、
聖水を作っては自分で飲み、たまにぼくにも飲ませるというスタイルでいつも通り生活していた。

「味がぜんぜん違う」という父であったが。
何年たってもぼくには違いがわからなかった。

そこで、ある日、本当に見分けることが出来るのかテストをしてみることにした。

ぼく「本当に味変わってるの?」

父「うん。飲めば

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お正月に思い出すこと

#中学生〜高校生

お正月といえば年賀状ですね。

うちに年賀状が届くと嫌でも思い出してしまうことがあります。

それは家族の事です。
あぁこういう人居たんだなあ。って事です。
具体的にいえばウチは4人家族なんですが、5人分の名前宛に届くのです。

重い話と思いきや、全く重くないので、安心してください。
いや、聞き様によっては重いかもしれません。

はじまりは、ぼくが高校生の時でした、
当時の父は

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ぼくと量子力学との出会い

ぼくと量子力学との出会い

#中学生〜高校生

父がある日、量子力学について語っていた。

「量子力学によると物質は意思を持っているらしい」
「だから水にも良い音楽を聞かせると美味しくなるらしい」

ぼくは日本の最先端で量子力学に関わる研究をしていたが

未だにあの時の言葉の意味はわかっていない。

兄へのプレゼント

兄へのプレゼント

#中学生〜高校生

兄が高校生か大学生のころ、

父からプレゼントされていた本が忘れられない。

ぼくも試しに読んでみた。

普通にいい本だった。

郵便物1

郵便物1

#中学生〜高校生

ある日、学校から帰ってきて家の郵便受けを覗くと

『不思議研究所』

という所からでかい封筒が届いていた。

怖かったので郵便受けを閉じてそのまま自室に篭った。

父にシックス・センスを観せてみた時のこと

父にシックス・センスを観せてみた時のこと

#中学生〜高校生

ぼくは映画が好きだ。

シックス・センスは大きな衝撃を受け、それ以来いろんな映画を見るようになっていった気がする。

中学生の時、父がまだシックス・センスを観ていないと言っていたので、

DVDを一緒に観ることにした。

作品としては精神科医兼心理カウンセラーの主人公が、幽霊が見えると言う男の子を治療する話で、最後の展開が非常に面白い作品だ。

というより最後が肝の作品だ。

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ダウジング1 -探しモノはなんですか-

ダウジング1 -探しモノはなんですか-

#中学生〜高校生

ある日、ぼくはPSPの充電器を家で探していた。
ぼくが何かを探していることに気づいた優しい父は、

探しモノの見た目について事細かに聞いてきた。

探しながら質問に答えきると、
「おい、あっちにあるみたいだぞ。」
という声が、後ろから聞こえた。

振り返ると L時に曲がった金属製の棒を持った父が、そこに立っていた。

金属製の棒は見事に、居間の方を指していた。

ほどなくして、

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