≪intermission②≫ うさぎ グッズ編
今年の干支はご存じうさぎです。
残念ながら自分の干支は違いますが、うさぎはとても大好きな動物の中のひとつです。
さて、そのうさぎ好きが高じて、さまざまなうさぎグッズがいつの間にか手元に増えていました。
今回は我が家に…主に私の寝室に鎮座するうさぎたちをご紹介します。
これはこれまで読書感想文のタイトル写真に数度登場したクッションです。
なんと生協カタログで見つけて購入しました。
あまりにかわいらしくて、他にも何種類かの動物が描かれているものがあったにも関わらず、コレ!と即買いでした。お気に入りです。
どこの雑貨屋さんで見つけたのかはもう忘れてしまいましたが、これもリアルな風貌を表していて尚且つかわいらしいので我が家に連れて帰りました。似た感じのものが行きつけの美容院に飾られていて、そこのオーナーとは趣味嗜好が似ているので、とても嬉しくなりました。
このうさぎさんは、我が家にいるうさぎグッズの中では異色の、ファンシー感が強めの方ですね。
これはかれこれ10年くらい前に、友人と沖縄二人旅をした際、那覇の雑貨屋さんで地元の工芸家が焼いたものが置かれている中の干支人形のひとつを選びました。
自分の干支でも。その年もしくは翌年の干支でもなかったのですが、うさぎのこれが一番気に入ったのでしょうね。
これは誰もが知る、世界で一番有名なうさぎのピーターラビットとその従兄・ベンジャミン・バニーのぬいぐるみです。こういうぬいぐるみ系はあまり買わないようにしていたつもりですが、いつも行くとあるスーパーで買い物シールを集めると格安で購入できるということで、自然と集まったのでついつい買っちゃいました。
ベッドにいつもおります。かわいいふたりです。
このうさぎの置物は、殺風景な庭をすこしばかり彩ってもらうために購入したものです。
ひとつこういうものを置くだけで、急ににぎやかになった気がします。
ちょっとだけリアルに近いフォルムにかわいい表情が私好みであります。
日にあたった側が色落ちしてしまいましたが、それもいい味になっていますね。
グッズではありませんが、こちらはたまたまですが、いただきものの和菓子になります。。
うさぎをかたどった最中です。お正月にいただきましたが、中におみくじも入っていました。
(うさぎの背に見えるものがおみくじです。もちろんひとつひとつに入っていますよ。)
さて次はグッズではなく、我が家の蔵書の中でうさぎ関連のものをご紹介します。
ではひとつひとつ紹介していきましょう。
『うさぎのくに』 デニーズ・トレッツ 作 アラン・トレッツ 絵
なかがわけんぞう 訳 (ペンギン社)
赤と黒のラインで描かれたシンプルな絵本。たくさんの数のうさぎだけの国で、誰か一人だけが特別だといろいろと都合が悪くなりますね。みんな一緒で、みんな立場がおんなじうさぎだったら平等な世の中になりずっと国は平和です。ユーモアのあるお話です。
『しろいうさぎとくろいうさぎ』 ガース・ウィリアムズ 文・絵
まつおかきょうこ 訳 (福音館書店)
うまとびもかくれんぼもかけっこも遊ぶのはいつも一緒のしろいうさぎとくろいうさぎ。食べるのも飲むのもいつも一緒。でもどちらも時々ふっと寂しい顔になります。これからもずっといっしょにいられるのかな?
お互いになくてはならないのなら、結婚しましょうか。うさぎの愛あふれるお話です。うさぎ年のテーマで飾っていますが、バレンタインデー時期でも活躍しそうです。
『てぶくろ』 ウクライナ民話 エウゲーニー・ラチョフ 絵
うちだりさこ 訳 (福音館書店)
有名な民話です。森に落としたおじいさんのてぶくろに、次から次へと動物たちが入ってきます。どんどん大きな動物が入ってくるてぶくろはまるで家のようになります。ありえないけど楽しい子どもたちが大好きな絵本です。表紙の真ん中には、てぶくろにおさまる“はやあしうさぎ”がいます。
図柄がとっても素敵で、アートとしても優秀ですね。
『ピーターラビットのおはなし』シリーズ ビアトリクス・ポター 作・絵
いしいももこ 訳 (福音館書店)
上でもぬいぐるみを紹介しました原作絵本。うさぎを擬人化して、うさぎたちの暮らし方や周囲の仲間たちの、ユーモアや皮肉も交えて繰り広げられるお話で世界中の子どもたちを魅了しています。シリーズは今、全23冊出版されているようですが、我が家にあるのはまだそのうちの最初から6冊目まで。買いそろえたい気持ちはあります。
(出版された時期で、セットのケースや装丁の色が違ってしまい、バラバラな感じもしますが…)
他にも本棚にまだまだありました。
『わたしのワンピース』 にしまきかやこ え・ぶん (こぐま社)
擬人化されたうさぎが、ミシンでカタカタと縫ったワンピースを着て歩くと、お花畑を歩けば白いワンピースが花模様に、雨が降れば雨つぶ模様になります。ラララン ロロロン ランロンロン…と気分がよくなり…。
女の子だけでなく、うちの息子も大好きだった絵本。変化するワンピースとリズム感のある文章が秀逸。
『ふわふわしっぽと小さな金のくつ』 デュ・ボウズ・ヘイワード 作
マージョリー・フラック 絵 (パルコ出版局)
うさぎの世界でイースター・バニーにぜひなりたいと小さい頃から願っていたふわふわしっぽは、田舎育ちなのをバカにされていましたが、自分の21匹の子どもたちを賢く優しい子たちに育て上げ、うさぎの長老からその才能を認められ世界中の子どもたちに卵を配るイースター・バニーに」ついに選ばれました。頑張り屋の彼女は、長老から一番難しい命を受けるのですが…。願いをかなえるために頑張るお母さんうさぎが健気です。
『ちびうさまいご!』 ハリー・ホース 作 千葉茂樹 訳
(光村教育図書)
誕生日を迎えたちびうさは、家族みんなと遊園地へ行きますが、楽しそうなアトラクションはどれもまだ小さいからダメと乗せてもらえない。年上の兄弟たちが羨ましくて、つい、もう大きいんだからと自分一人であっちこっちと園内を歩き回りとうとう迷子になってしまいますが…。
『うさぎは正義』シリーズ 井口病院 著 (フロンティアワークス)
こちらは漫画です。孤高のうさぎが、その後ろ脚の蹴りの強さで、オオカミ2頭のボスとなります。うさぎがすごくクールで、逆にオオカミたちがすごくとぼけていてそのバランスがとてもおもしろいギャグ漫画です。
すでに出版されている『うさぎは正義』は12冊ですが、本編6冊とエッセイ漫画となる別冊2冊があります。作者ご本人が、うさぎを飼ってらっしゃって、その生態に詳しい方が描かれたということで、うさぎうんちくも知ることができます。
ということで、こうして選びだしてみるとやはりそこそこ多いですね、うさぎのモノ。
好きが止まらない私のうさぎ愛でした。
でも…実物はペットとして未だ我が家にはいないのです。
そのペットのお話は次回に書きたいと思います。