【2024年最新事例】売れない山が売れて3,600万円相続税を削減した話【不動産対策①】
東京都内にお住まいの場合でも、山林や畑などの不動産で困っている人はたくさんおられます。
このような方々の多くは、「土地の評価額が高いので相続税が多額になる」という悩みを抱えています。
今回は、そんなお困り不動産の解決事例をご紹介したいと思います。
Aさんの売れない山
Aさんは、どこの不動産屋に相談しても、「この山は売れませんね」と言われ、半ば諦めていました。
将来、高い相続税を払うことになると嘆いていたのです。
この土地は、原則として家を建てることができず、利用価値の低い山林でした。
更に、山の一部が生産緑地に指定されていた為、これを解除しないと売買することさえできないという難条件だったのです。
Aさんへの提案
Aさんから相談を受けた時、生産緑地の解除期間まであと2年の状況でした。
そこで、これからの2年を使って、この山の価値を高めるための造成計画を提案しました。
幅広い知識と専門性を必要とするため、一般的な不動産業者や税理士事務所では手に負えない提案内容です。
このような案件を数多く経験した不動産の専門家からの提案に、大変喜んでいただけました。
山を現金化
Aさんのように難題を抱えた土地は、造成工事に多大な時間と費用がかかるため、
相手探しはとても大変ですし、買取価格も通常より低くなってしまいます。
生産緑地の解除を無事に完了し、造成計画に賛同してもらえる買い手を探し出すには、人脈・知恵・経験などが必要になります。
結果、多額の相続税がかかる山を現金化することで、Aさんの相続準備は一気に進みました。
それほど高い金額では売れませんでしたが、この山を持ち続けるリスクの方が高かったので、
Aさんも安堵され、喜んでいただくことができました。
相続税の削減効果
Aさんは、この山を手放せたことによって、将来の相続税が約3,600万円も減りました。
このように、評価が高くて使わない土地をお持ちの方は、売却して現金化しておくことが大きな相続税抑制に繋がるのです。
もし、このような土地を保有したまま相続を迎えてしまうと、相続人は使えない土地のために多額の税金を支払うことになってしまいます。
まとめ
評価の高い遊休地や畑などを持っている方は、多額の相続税が発生する可能性があります。
できるだけ早い段階で、対応力の高い相談先に頼ることが最大の解決策だと思います。
お困り不動産は、街の不動産屋さんでは対応できないケースも多いですので、相続に強いスペシャリストが在籍する相談先を選びましょう!
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