【家計管理】宵越しの金を持てなかった、発達障害+うつ病の僕の変化の軌跡【積立NISA】
この記事は、多くの人には笑われる内容となってることでしょう。
けれど、貯金ができない人にはきっと役立つことがひとつぐらいはあるんじゃないかと思うんです。
2年前に開設手続きをした証券口座をやっと動かせました。
これぞ鬱の極み!ってぐらいのお亀ちゃんペースで進んでおります(笑)
やれるときに、やれることを、ひとつひとつ、コツコツと。
やらないよりは1でもやったら前に進む。
カンペキは目指さない、7割できれば満点。
そういう気持ちで、ちょっとずつでもいいから進むことを諦めないこと。
積立NISAが大盛り上がりしていた時期はとうに過ぎましたが、やっと、まずは手慣らしで月々500円と毎月250-500ほど貯まるポイントを投資することが出来るようになりました。
家計管理を進めてきたおかげで始められた。
ここ3年ほど、家計管理とそのお勉強をずっと続けています。
「進捗度や満足度がとりあえず7割ほどあれば良いかな…」と思える程度には完璧主義も手放せてきていますし、先ほど書いたように「1でも進めば0じゃない、進んでる」精神でこの3年歩んできております。
始める前は、お恥ずかしながら滞納したり「来月返すね!」と人から借りたりしていました。
散々な使い方です。
お小遣い帳は小学生の頃から何度やっても続いた試しがありませんでした。
この3年、固定費の見直しや管理アプリや口座の見直しなど、コツコツと体調の良いときにやってきました。
年金の支給日に合わせて毎回、前回からの反省点や改善点を踏まえて予算立てを続けてきました。
もちろん今も続けていますし、今後も改善していくつもりです。
そのおかげで、滞納ということはほとんど無くなり、急な出費も高くなければサッと出せるようになってきました。
特別費と生活防衛資金に手が回らない!
家計管理をしっかりと勉強しはじめて、滞納は無くなりはじめましたが…まだまだ管理は甘く。
【特別費】と呼ばれる『家電の買い替え』や『旅行代』などというものを貯めては使いまた貯めて使い…を繰り返していました。
なかなかそれ以上の貯金、つまりは【生活防衛資金】と呼ばれる『万が一の際のための貯金』が貯まっていきません。
引越しと同時に始めた家計管理、始めのうちは家具・家電を買い揃えるという目的もあったので仕方ない部分もあるのですが…それにしたってやっぱり残高は逐一スッカラカンにしちゃっていたんです。
家計を救う『8割』生活!
そんなこんなで相変わらず頭を抱えていた僕に救世主が現れました。
それは『収入の8割で生活する』という考え方です。
そして何よりも大切なのは、その内訳。
毎年や2年に1度など定期的にかかる『年会費』や『車検代』、10年以内に使う予定のある『旅費』や『家電の買い替え代』を【月割】したものもこの8割の中に含んでしまうということ。
今まで僕は、これらも今後のための貯金も合算しておおまかに『貯金』としていたんです。
とりあえず2箇所に分けて貯金をしていましたがその目的は軸がブレブレだったし、何割かなんて考えてなかったんです。
計算してみたら足らないから、お小遣いを突っ込むことにした。
お給料をいただいている方は『総手取り額』ではなく『手取りの基本給』の8割で計算するそうです。
僕の場合はメインは年金になりますが、僕の等級の年金の支給額だけの8割では健康的な食事が出来ず身体を壊してしまうので、僕のような貧困層は『総額』の8割でも大丈夫だと思います。
8割のうち『年会費』や『特別費』などは貯金します。
残りの2割は『お小遣い』と『生活防衛資金のための貯金』です。
僕の場合、うつ病で自炊がままならないので食費は「浪費家がやること!節約の敵!」とよく言われているお弁当やコンビニになってしまいます。
そのため、残り2割を半分に割った『お小遣い』のほとんどは食費の贅沢分に回すことにしました。
食費がかさむことを許すという療養の考え方。
鬼のような自炊で食費を下げるのは、元気のある人がやればいいんです。
うつ病との勝負は、不安や手間を減らして安心して休んだり散歩したりといかに療養できるかがポイントです。
完璧主義を捨てて『7割で満点!』という意識がここでも大切になってきます。
それに、お小遣いのほとんどが食費に消えても年会費や特別費は確保しているので、YouTubeやアマプラで得る日々のエンタメと家電の買い替えや旅行の夢があるのでさほど苦しくありません。
ちなみに今は『ぼくのかんがえたさいきょーのプチプラ(ドラコス)スキンケア&コスメ』を探求するという趣味に没頭しています。(笑)
これは月額生活費の中の【変動費】にあたる美容代の部分なので、お小遣いが余計に出ていくこともない趣味です。
生活防衛資金が貯められるぞ!
ということで、やっと生活防衛資金を貯められる算段がつきました。
いや、今までもそのつもりで貯金していたんですが…結局はなんやかんやと使ってしまっていたんですね。
8割生活を計算することで『手を付けてもいい貯金額』が可視化された安心感がとても強いです。
手を付けていい金額がわかれば、うっかり絶対にダメな部分に手が伸びてしまうことも減りますからね。
まずは生活防衛資金を貯めるぞ!
投資にも慣れていこう!
とはいえ、正直ですね。
『万が一』と呼ばれる、働けない状況が今なので(笑)
そう考えるとあんまり生活防衛資金って必要ないんですよね、僕は。
防衛できなくて今に至るわけですから(笑)
一応は今後のために貯めますが、投資にも慣れていくために少額だけ証券口座を動かすことにしました。
通常、生活防衛資金というのは3ヶ月~半年ほどの生活費を貯めるらしいので、僕も最低生活費の3ヶ月分は貯めようと思っています。
本来は絶対に『生活防衛資金を貯めてから投資』なんですが、僕の場合は既に万が一なので慣らしも含めてさっさと少額から始めることにしました。
ちなみに、積立NISAの最小投資額は100円からできます。
いざ投資!積立NISAの会社選びと銘柄選び。
僕は生活防衛資金を貯めたら、投資に回す金額を増やして本格的に始めていく予定です。
それまでは、少額を入れてアプリの操作や用語などの『環境に慣れる』ための期間にしようと思っています。
そんな中で大事なのは【どの会社で何に投資するか?】ですよね。
僕もたくさん勉強しました。
結果的に言えば、僕は自分の生活と紐付けやすくサイトも見やすく手数料が比較的安い『楽天証券』を選びました。
他にも『SBI証券』なんかはおすすめなようです。
その中で【買い付け手数料無料】の銘柄から、【S&P500全米株】か【全世界株(オールカントリー)】というものを選ぶのが初心者に向いている手堅いもののようです。
僕はその中でも管理手数料の少なかった『eMAXIS Slim全世界株(オールカントリー)』を選びました。
全世界株(オールカントリー/略してオルカン)というものは、いわば幕の内弁当を買ってるようなものらしいです。
ひとつひとつ素材やおかずを自分で見極めて買うことはせず、全世界の株の詰め合わせパックを買うということ。
どこかの国の経済が傾いても、別の国が成長しているから大丈夫!というバランスをすでに取ってくれている詰め合わせなんだそうです。
15年以上先のための資金を貯めておくには、積立NISAはとても良いものなんだそうですよ。
さいごに。おすすめの本や動画のご紹介
さて、僕のこの3年の試行錯誤の軌跡はちょっとでもお役に立てたでしょうか?
最後に僕がタメになったと感じている本や動画をご紹介して終わりたいと思います。
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↓名著、バビロンの大富豪のオーディオブック。うつ病で文字が読めなくなってしまっても耳からなら勉強できるのが良い。
↓根本的な『考え方』を変えるために役立つ本。
↓全ページカラー図解付き、可愛いイラストでわかりやすく『貯める』『使う』『守る』『稼ぐ』『増やす』を網羅できるお金の総合入門書。
↓がまぐち夫婦という、ちょっと強気な言葉選びで貯金について解説してくれているチャンネルのオススメ動画。
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