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「寝足りない」をなくすために
おはようございます!
ケイコバです。
今日は睡眠に関して、こちらの書籍を読んで感じたことを書いていきます。
イントロ
毎日ぐっすり眠れていますか?
日本人の睡眠時間が短いことはよく言われていますが、
実際のところ毎日満足するほどぐっすり眠れている人はほとんどいないのではないでしょうか。
私自身も寝る時間、起きる時間を決めて一定のリズムをキープしているものの、もうちょっと寝たいなと思うのは事実です。
さて昨日、上で挙げた書籍を読みました。
kindleの日替わりセールで安かったので思わず手に取ったのですが、この本がとても良い印象でした。
睡眠について書かれた本を何冊か読んだことがあれば、特に目新しい情報というのはないかもしれません。
ですが
- なぜその習慣がダメなのか
- どうすれば改善できるのか
を脳や体の働きを交えながら明確に書かれていて、
『あーそういうことだったのね』と納得感があります。
本の内容を少しだけご紹介していきます。
寝られない時はベッドから離れる
実は私たちの脳は、ベッドに入って15分眠れなかったら、その後1時間は眠れない構造になっています。それは、こういう仕組みです。眠ろうとしても、うまく大脳が鎮静できなかったら、今度は大脳が目覚める段階に入ります。そして、1時間くらい経過すると、再び鎮静する段階がきます。つまり、いったん大脳が目覚める段階に入ってしまったら、ベッドでいくら粘ったところで、1時間は眠れないのです。
菅原 洋平. 「寝たりない」がなくなる本 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.179-184). Kindle 版.
この経験、私はよくあります。
寝られないけど取り合えず横になってようかなと思っていると、気づくと結構な時間が過ぎていきます。
そしてその間は『あーなんで寝られないんだろ』とモヤモヤ考えてしまいます。
良い睡眠を取るための前提として、「ベッド=寝るための場所」という意識づけが大事であり、他のイメージがつくようなことはしてはいけない、といのをこの本の中で何度も著者は書かれています。
上記のように寝られない状態でベッドに居続けることは、ベッドのイメージが寝るだけでなく、横になる場所、考える場所という余計なイメージを植え付けることに繋がるわけですね。
そうするとベッドに入っても脳が寝ようとせずに、なかなか寝られない悪循環が始まってしまうということでした。
「寝られなかったら起きて別のことをする」というのはちょっと勇気がいる気がしますが、今後は思い切ってやってみようと思います。
正しい寝だめの仕方
休みの日に、今週は睡眠不足だからもっと寝ておこうと二度寝、三度寝を繰り返すようなこともありますよね。
よく「寝だめをしても睡眠不足の解消にはならない」と言われますし、平日のリズムを崩してしまうという意味でもあまり良い行動ではなさそうです。
本書では寝だめをする場合、以下の方法が有効だと書かれています。
正しい寝だめの方法は、平日と同じ起床時間にいったん起きて、カーテンを開け、部屋を明るくして二度寝をすることです。カーテンが閉まったままの暗い部屋で寝だめをすると、体の疲れがとれなくなってしまいます。
菅原 洋平. 「寝たりない」がなくなる本 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.218-220). Kindle 版.
ただただその場で二度寝をするだけだと、やはり体のリズムが崩れてしまってよくないそうです。
しかし一度明るい場所に移動したり、朝日を浴びてから再度眠りにつくことで、体のリズムを整えたつつ、睡眠時間を増やすことができるというわけですね。
ただ、理想的には寝だめは「遅くまで寝るのではなく、早く寝る」方が良いとも書かれています。
休日に寝だめをしている場合、その分前日に早く寝れるように生活を調整するというのを考えた方が良さそうですね。
終わりに
今日は「寝たりない」がなくなる本―――「効率のいい睡眠」を手に入れる方法 を読んで気になった内容を少しだけご紹介しました。
眠りに関する書籍はたくさん出ていますが、これまでで一番しっくりきたような感覚があります。
自分の睡眠を改善したいと考えている方は、ぜひ一度読んでみると生活を帰るきっかけになるかもしれません。
最後まで読んでいただいき、ありがとうございました。