映画の話6 エンゼル・ハート
ミッキーローク、ロバートデニーロが出演するオカルト系の映画です。ブードゥー教をベースにしていて、ミッキーローク扮する探偵が記憶を辿っていくストーリーです。本当に悪魔というものが存在するのなら、こんなふうに仕打ちをするのだろうとつくづく思いました。これほどの悲劇はないかと思います。合間合間に挿し込まれるショットも非現実感が高まります。勝手にクライマックスだと思っているシーンが後半にあって、それはもう美しさと、狂気と、エロティシズムと、タブー感などが全部盛られていると思います。映像も、随所に陰影を利用して美しいです。何というか、本当に面白くて、DVDを買って何度も観ました。
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