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ちょっと一服 7月文月
あっという間に、7月も終わり
七夕、大暑とどんどん盛夏になる季節です。
TOKYO2020も暑いなか熱戦がくりひろげられておりますが、
茶室でも夏の今を楽しむ工夫があります。
ちょっと一服
夏の床の間の花の定番は、木槿(ムクゲ)
朝顔のように朝咲いて、夕方にはしぼんでしまうので
フレッシュさを感じていただけます。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/57887992/picture_pc_c47de0799485917a449fcd6baf01fdc0.jpg?width=1200)
掛け軸は、滝、水が滝つぼに流れるように、文字が長く伸びているのも特徴ですが、表装に使われる、柄もご覧ください。
遠くの山なみに、おさかな。
長ぁくのびた瀧の文字と、山、魚。
この3つのアイテムから、高原の森の奥の滝でも想像して涼んでください
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/57888083/picture_pc_85e87aaf8ca463fae305916b68dd5967.jpg?width=1200)
茶の湯の楽しみ方は、フレッシュな花を用意してくれた亭主のもてなしの心を感じ、掛け軸一つででも涼しさを感じる、そんな想像、空想することです。
おまけ
朝茶室の露路の準備、掃除で水まきしている時が一番、涼を感じます
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/57888096/picture_pc_235f0c71e0415d6fe090331c1f44184e.jpg?width=1200)
さいごに
瞑想などむずかしそうな言葉をつかわなくとも、
落ち着いた空間で、空想する時間は、次の活力を作り出す大事な時間となるでしょう。
盛夏のときもお茶にふれてみてはいかがでしょうか