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また負ける or また勝てない未来 の匂いがする時。
「ほんとの宇都宮 キャッチコピーコンテスト」。
栃木県宇都宮市をメインテーマにした5つのお題があり、その中から好きなものを選んでいくつでも投稿できる。「選んだお題について、市内外にPRできるキャッチコピーを!」というコンテスト。
私は宇都宮生まれではありませんが、栃木県の小さな町の出。当然のように栃木県全体に愛しか抱いていない自分としては、田中康延さんのツイッターでこのコンテストを知った瞬間、
「やる!!やらいでか!!!」と思いました。
そして勢いに任せ、思いに任せ、日を分け時間を分けて、考え付いたキャッチコピーを応募フォームから送ること約30案。
心待ちにしていた、採用作品発表日の2月17日(水)がやってきました。胸を躍らせながらHPを開き・・・
結果、一つも採用されていませんでした。
各テーマで選ばれた作品を一つずつ見ました。
ずば抜けて素晴らしい!かどうかはわからないけれど、「なんかわからないけど、自分が考えたものよりずっといい」のは分かります。(それくらいは分かるものです、不思議なことに)
前向きでポジティブで楽観的 が覆い隠すもの
■まず『伝えたい言葉は何か』をいくつも考えた
→でも、『本質は何か』を考えべきだった
■その後、『考えついたこと』を次々に書いた
→でも、“考え方について”は考えなかったし、本質から『誰かが誰かに伝えたくなる言葉』
■考えたことは考えた
→でも、ぜんぶ考えたつもりだった
■自分には言葉のセンスがあると思っていた
→でも、センスよりも大切なものがあることも、自分にそもそも光るセンスが無いことも分かった
■ウケを狙い、格好をつければ、どれかが当たると思っていた
→でも、ウケもしないし格好も付けられないし、下手な鉄砲は何発撃っても当たりはしなかった
■コピーの案を送った瞬間には「良い結果が出る!」と信じていた
→でも、信じることで考えることから早く手を離し、楽になりたかっただけだった
■考えている時、とても楽しかった
→でも、ただ楽しかっただけだった
私にとっての前向きさ、楽しさの実感、楽観的な視点は、アクションを重ねるガソリンであるのと同時に負けるフラグでもあるんだな、と改めて感じました。
そして今回のことを振り返って「これからの自分に必要なものは何か」と考えました。同時に、思いのほか答えが出ない・絞れないんだなと気が付きました。
だったら「今の自分に不必要なものは何か」をリストアップすることから始めようと思います。そして、明るさを纏う自分は、楽をしている自分・逃げモードに走り出す自分だ、と思い出すようにしなければ、と。
「書きたいことを、書けばいい」
私もそう言えるだけのものを手に入れたいです。