親の力をはぐくむ会infantという
サークルをしていた頃。
大切にしていたのは「親力」
その意味や目指すところを語った文章です。
8年前の私。
目指すことを定めていました。
今も、この気持ちは変わりません。
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infantの目指すところの「親力」とは?を今日は考えます。
オヤチカラでも、オヤヂカラでもかまいません。
サークルの案内には、
「我が子に障害名が付く、付かないに関わらず、
子供の生きにくさに気が付くことが出来る。
のびのびと育っていける環境をつくることが出来る。
「親力」を、身に付けることを目指します。」
とありますが、ちょっと誤解を招く要素もあると思いました。
親が子供の環境のすべてを作れるとは思いません。
この文章に込めた思いは、
「いま、どうしたらいいだろうと考えることが出来るようになること。
分からない時や、出来ない時は、周りに助けを求めることが
出来るようになること。見て見ぬふりをしない勇気を持ちたい」
ということです。
何でも出来るようになろう!というわけではありません。
「ダメな自分”を認めること」は、本当にしんどいです。
私も、娘にイヤミな言い方をしたり、
仕事でうまく動けなくて自分を責めたり。
感情が読み取れない当時4才の息子に対して、
イラついて怒鳴り続けたこともありました。
でも、私が「ダメな自分」を受け入れたら、
我が子のダメなところも許せるような気がしたんです。
親自身が、出来る自分以外を受け入れないでいると、
それを見ている子どもも、「出来ない自分はダメな人間だ」
って思ってしまいそうで。
かっこ悪い自分を認めるのは辛いけど、
周りに助けてもらいつつ子育てしていく力こそ、
親力かなって思います。
そんな考え方に至るには、
自分の生い立ちに根源があると思います。
私の母は、小学3年生の時に男の所に出て生きました。
物心ついた時から浮気相手に会うのに一緒に行かされ、
そのことは父には言わないのが習慣でした。
幼いころは精神的に不安定になるほど辛い思いをしました。
でも、大人になるにつれ、
母なりに理由があり(大人の世界では言い訳という)、
母の親力の限界がそこだったのだと思うようになりましした。
幼いころの経験は、トラウマになっていると思います。
私が、これほど子育てにこだわるのは、
自分の育った環境を変えたかったからです。
もっと、ちゃんと育てて欲しかったから。
けれども、母の限界を感じたのも事実。
それならば、物事の完璧を目指すのではなく、
出来ないことは助けてもらえばいいのだと思ったのです。
ダメなところがあるからこそ、
何十年もかけて子育てするんです。
一緒に成長していきましょう。
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息子が大人になった今も、
私のトラウマは消えることはありません。
そんな簡単なことではないのです。
けれど、変えられない事実はあっても、
次の一歩は変えていけると考えています。
カッコ悪くていいから
子育てしていこう。
自分育てをしていこう。
苦手なこと、出来ないことは
助けてもらいながら生きていきましょう。
私の活動の土台は、ぶれませんよ。
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