【パパ・ママ用】子供をシャイ→リーダー気質に変える方法
こんにちは!
心理学で人間関係をよりよく、アケの助です!
今回は「子供をシャイからリーダー気質に変える心理学」を紹介します。
お子さんに対して
「引っ込み思案過ぎて大人になった時に社会性がつくのか心配…」と心配性のお父さん・お母さんのお悩みを解消する記事となっていますので、是非最後までチェックしていって下さい!
結論
まず結論です!
お子さんの社会性が心配なら
「ディズニー/ピクサー映画」を見せましょう!
「映画を見たくらいで子供の性格が変わったら苦労しないよ…」と思うかもしれませんが、人の判断基準の仕組みを理解していれば簡単に出来ます。
人の判断基準
皆さんはどのように物事を判断していますか?
何かを買う時はじっくり考えて自らで決断し買っていますか?
残念ながら、実は自分でじっくり考えて買い物をしている人はほとんどいません。
大体の場合、人の判断基準となるのは外的評価です。
外的評価
➤【外的評価】…他者、数字、データ等外部の評価基準によって価値を決める事。
例えばジュエリーを購入する時、
ダイヤモンドを見て「このダイヤは発色が良くカットも美しい…よし、買いだ!」となる人はあまりいませんよね。
(それはもうプロのバイヤー。笑)
この場合見た目・装飾も重要ですが、
ほとんどの人の購入基準は【値段】です。
何故か?
普通の人はダイヤに関する専門知識は無く、
それ以外で判断できる点は値段という外的評価しかないからです。
(【値段が高い物】=【良い物】、逆に【安い物】=【悪い物】と考えてしまう)
このように自分で下しているつもりの決断も、
実は自分以外の評価をあてにしている事が殆どなのです。
これが外的評価が人の判断基準に大きく影響する理由です。
社会的証明
また人は【自分と共通点がある人の行動】を自身の判断基準にする傾向もあります。
例えば柔軟剤のCM。
「約92%の主婦が”また買いたいと思う香り”と評価!」というCMを主婦の方々が見れば、脳には「大勢の主婦に支持されている=人気・間違いない商品」というイメージが植え付けられ、次の柔軟剤購入時には無意識的にそのCMの柔軟剤を手に取っていることでしょう。
この類似する人を判断基準にするという性質を社会的証明と言います。
心理実験
さて、では本題に戻ります。
【外的評価】と【社会的証明】を子供の教育に上手く使う為の心理実験を紹介します。
実験①
【参加者】 幼稚園児(引っ込み思案)
【年齢】 3~5歳
【実験内容】幼稚園を舞台にした映画を作る。映画を見せる子供達と見せない子供達の2組に分け、映画鑑賞後の彼等の社会性の変化を追った。
【映画の内容】
一人ぼっちの子供がいて、社交的でチームワークのある他の子供達のことを見ている。
やがて一人ぼっちだった子供は他の社会性の高い子供達と積極的に関わっていき、最後は全員が楽しそうにしている場面で終了。
【実験結果】
映画鑑賞後、引っ込み思案だった幼稚園児たちはすぐに社会性が増し、よく友達と交流していくようになった。
6週間後、映画を見なかった引っ込み思案の子供達が相変わらず一人ぼっちでいたのに対し、映画を見た子供達の社会性は更に増し、自発的に仲間を引っ張ってゆくリーダー的存在になっていた。
まとめ
この実験から分かる事は2点。
➤外的評価(映画の内容「皆で仲良く社交的になった方が楽しそう、幸せそう!そうするのが当たり前なんだ!」と思わせる)と
➤社会的証明(映画のメインキャストが「自分達と同じ幼稚園児」)
がうまく組み合わさった映画を鑑賞すると、
①子供の社会性が高まり、
②その後の長きにわたる人生にまで良い影響を及ぼす可能性がある、という事です。
その点、
ディズニー/ピクサー映画はまさに
主人公がリーダーシップを発揮し、
最終的にハッピーになる内容の映画がほとんどです。
私のおススメディズニー/ピクサー映画は
「インクレディブル・ファミリー」。
スーパーヒーローの家族の話で、
両親を助ける自主性を持った子供達が出てきますし、
チームワークの大切さを教えてくれます。
今回の心理学は
あくまで親の為の「子供をシャイ→リーダー気質に変える方法」として紹介しましたが、
もしアナタが教師で沢山の教え子がいるのならば、
【クラス全員が仲良く青春生活を送る「ハイスクール・ミュージカル」】を見せればクラスの一体感がより一層高まるでしょう。
状況・環境に合わせた作品を観てもらう事で、あなたの望むベストな未来を引き寄せる事も可能かもしれません。
是非お子さんの将来のためにもハッピーな映画鑑賞をしてみてください!
ではまた~!