緊張する子供のメンタルを〇〇する3つの方法
こんにちは!そろばんを教えている加藤大悟です。
(約2900文字です5分程度で読めます)
子供が野球の試合、そろばんの大会や検定試験、発表会などで
あいつ緊張してるな~
大丈夫かな~?
なんていうことありますよね?
そんな時にどうすれば緊張がほぐれて普段の実力が出せるようになるのかを記事にしました。
緊張する子供のメンタルを強くする 3つ の方法
最後まで読んで頂けると嬉しいです。
🔶腹式呼吸で息を吐き出しリラックス
大人でも子供でも初めての大会や試験、発表会は緊張するものです。
監督や先生に「落ち着いてやれば大丈夫だよ」と優しい言葉をかけられても逆に「落ち着かないと!」とプレッシャーがかかってしまいさらに緊張が高まってしまうのではないでしょうか?
落ち着いてと言われて落ち着けるのであれば苦労はしませんよね?
◇複式呼吸をするだけ◇
私はそろばん教室の先生をしています。
試験や大会などで緊張している生徒に伝える言葉は
「緊張したら、鼻から息を吸って、口からゆっくり息を吐き出してごらん」
と伝えます。
実際にやってもらうと生徒は「少し緊張とれたかも~」と言ってくれました。
完全に緊張をとるものではありませんが、本番前に少しでもリラックスした状態になれるのであれば、やった方が良いですよね。
◇腹式呼吸のやり方◇
腹式呼吸を子供にやってもらうには練習が必要です。
本番前にいきなり「緊張がほぐれるから腹式呼吸やってごらん」なんて言おうものならさらに子供は緊張して実力を発揮することはできないでしょう。
本番前や普段から少しでもいいので練習をしておきましょう。
腹式呼吸は背筋を伸ばし、鼻からゆっくり息を吸い込みます。
そして、おへその下に鼻から吸った空気を貯めていくイメージでお腹を膨らませます。
お腹にたまった空気を口から吐き出していきますが、一気に吐き出すのではなく、口でストローを咥えているイメージで息を細く、長く、お腹を引っ込めながら息吐き出します。
吐き出す時には、からだの中の悪いイメージをすべて吐き出しきるように、吸うときの倍くらいの時間をかけるつもりで吐き出すのがポイントです。
これを3回ほど繰り返すと効果的です。
「緊張したときにリラックスする方法を知っている」ことは、安心感と自信につながり、本番でも実力を発揮できるようになるでしょう。
🔶筋弛緩法でムダな力を抜いてリラックス
私は大学生時代バドミントンをしていましたが、一本目のサーブを盛大にアウトしてしまった記憶があります。
単に下手くそだったという事もありますが、からだ全体がガチガチに力が入ってしまい、普段どうりのプレイができませんでした。
そろばんの大会や試験でもそうです。
そろばんは指先の絶妙な力加減で制限時間内に精一杯計算をします。
緊張でガチガチになってしまうと、もうどうにもなりません。
最初の種目で諦めてしまう選手もいるくらいです。
検定試験では、解答した問題数が合格点に届かず、最初の種目で不合格が確定していまう事もあります。
そうならないためにも、大会や試験直前に筋弛緩法をすることでムダな力を抜き、実力を出せる状態になってほしいですよね。
⋄筋弛緩法とは?⋄
筋肉を自分の意思で力を入れてから緩めることです。
身体がリラックスすることで、イライラや不安感、気分の落ち込み、無気力などの解消に繋がります。
気分転換の効果も高く、疲れた時におこなうと頭がクリアになって効率がアップします。
⋄筋弛緩法のやり方⋄
イスに腰かけ、背もたれに背中をつけずに浅く座って行います。
身体の感覚を意識しながら行うとより効果が得られます。
1、両手を握る
2、肘を曲げて両手を胸に近づける
3、両肩をすぼめて耳のに近づける
4、身体を丸めて脇をしめる
5、力を入れて目を閉じる
力の入れ方を参考に、全力の60%~70%ぐらいの強さで一気に力を入れて、5秒くらい筋肉を緊張状態にします。
スーッと一度に力を抜き、力の抜ける感覚を体験します。
イスの背もたれに寄りかかりながら、筋肉の緊張ほぐれるのを意識(脱力)し、20秒ほどそのままでいます。
目もギュッと閉じてから、一気に目の力を抜くと目の周りの筋肉がほぐれて本来の輝きに戻ります。
そろばんの試験・大会やスポーツでも使えるのでぜひ試してはどうでしょうか?
🔶集中状態を取り戻すには「一点集中法」が有効
試合中など、集中状態が作れていたのにちょっとした事で焦ってしまい集中できなくなってしまう事がよくあります。
集中状態を取り戻すためには、先生やコーチの「集中しなさい!!」では子供は焦ってしまい逆効果になってしまいます。
そもそも「集中しなさい!!」と言って集中できれば、何も苦労せずに集中状態は保てるはずです。
じゃあどうすれば集中状態を取り戻せるのか?
「集中しなさい!!」ではなく、「一点を見よう」と言おう!
もう「集中しなさい!!」では逆効果でしかありません。
一点を見つめる「一点集中法」を行うことで集中状態を取り戻す事そして集中状態の持続ができます。
人間の脳は、視点が定まらずキョロキョロしていると集中できないという特徴があります。
そろばんの大会で競技委員をやらせてもらう機会が多いのですが、一流の選手たちは一点をしっかりと見つめています。
集中状態を自分たちで作っているのだと思います。
はじめて大会に出る選手や自信のなさそうな選手は視点が定まらず、自然と目が泳いでいる状態になっているため、壇上で見ていても「ああ集中できていないな~」と感じる事があります。
⋄一点集中法のやり方⋄
自分の手や指、紙に書いた点、遠くにある一点でもいいので、じっと見つめながら先ほど紹介した腹式呼吸をくみあわせます。
そうすることで集中状態に戻すことができます。
私もそろばんの練習をする時には必ず一点集中法をしてから計ります。
この方法を取り入れてから集中状態がいつもより長く続くような感じがしました。
🔶まとめ
• 腹式呼吸を取り入れて緊張をほぐしましょう!
• 筋弛緩法でムダな力を抜いていつもの力を発揮しよう!
• 一点集中法を使い、集中状態を取り戻し、集中力を持続させよう!
今回の記事は3つのメンタルを強くし、リラックスする方法を紹介させていただきました。
この方法は必ず子供たちに普段から少しでもいいので練習してもらい、本番に自分で使えるようにしましょう。
自分で対処できるようになれば、ひとつ上のステージに行く事ができるかもしれません。
対処法を知っている子供と、知らない子供とでは大きな差が生まれます。
ひとつひとつはそんなに時間がかかるものではありませんし、特別必要な道具もありません。
これからの人生で知っていて損なことではないので、子供たちに伝えてあげて下さい。
最後まで 緊張する子供のメンタルを強くする3つの方法 読んでいただきありがとうございました!
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