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土竜のひとりごと:まとめ記事:カミさんに遺す僕の物語

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これまでに書き溜めたもの、このnoteの「土竜のひとりごと」に書いたものを2000字程度の文章に整理してここに集めてみたいと思います。
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#教師

土竜のひとりごと:目次

これまで書いたものを見直して整理しています。 貧乏性の僕はなかなか思い切って捨てることも…

空を飛ぶ土竜
3か月前
36

第274話:さよならを空高く

今回の異動で転勤することになり、勤務も再任用のフルからハーフに切り替えるため、基本的には…

空を飛ぶ土竜
8か月前
56

第273話:恩師?にインタビュー

教育学部に進学した教え子が「母校の恩師にインタビューして来い」というレポート課題を出され…

空を飛ぶ土竜
8か月前
47

第216話:定年退職

2021年3月、これは単なる個人的な日記です。 今日、学校では離任式があり、基本的には本日を…

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第215話:やる気のないゆるさが好きでした

退職前に新聞部の生徒から「教員人生を振り返って」という記事を書いてほしいと言われたので自…

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第214話:社会の窓

[ 日本語雑話:間接表現 ] I love you. これは多くの人間の関心事だが、ネットの情報によれ…

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第197話:ジジイと娘たちの会話

これは自分勝手な思い出話である。 卒業生と飲むのを楽しみにしてきた。が、コロナでこの一年はまったくそれができず寂しかった。年を取ったせいか、授業でも何かを教えようというよりも、一緒に遊んで将来の飲み友達を探しているような気分である。 とりわけ部活動のつながりは強く、前任校では8年間女子部の顧問をしていたので、その子たちとは毎年、忘年会やら機会をつかまえて飲み続けている。 去年もその卒業生たちが忘年会に呼んでくれた。 3世代、21歳から23歳までの20人余りの女子で、大学院

第183話:カメはウサギを起こすべきだったか

ノアの箱舟・・ 国公立入試の二次試験では面接、小論文を課す大学も多いが、医学部や看護学部…

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第179話:助けてと言えない

今の子どもの置かれている現状について考えるヒントになるのではないかと最近目に留まった二つ…

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第173話:卒業生へのメッセージ

卒業おめでとう 副担任がしゃしゃり出る幕でもありませんが、担任が言いそうにないことを、ひ…

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第164話:呼ばれること

「先生」と呼ばれるようになって40年近い年月が経とうとしているが、「先生」と呼ばれることに…

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第163話:「ぼけ」も楽しく

先日、病院のエレベーターの前でエレベーターが来るのを待っていた。知り合いの見舞いに行った…

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第143話:略語の授業

■略語のパターン 「世界の中心で愛を叫ぶ」って映画を観たことはありますか? なに、まだ生…

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第129話:校則で拘束

息子がまだほんの小さい頃、こいつと遊ぶのがエラク大変だった。 「かくれんぼしよう」と言うので「かくれんぼ」をするのであるが、狭い家のこととてそんなに隠れる場所があるわけもない。子供が隠れそうな所などすぐに分かってしまう。 分からないふうで遊んでやるのも最初のうちはそれなりに楽しめたりもするが、こいつが何回やっても「しよう」「しよう」と言うのであって、これを延々とやっていると頭が溶けてしまいそうな疲労を覚えたわけである。 しかし、疲労感の原因はそれだけではない。更にそれを増幅