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土竜のひとりごと:まとめ記事:カミさんに遺す僕の物語

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これまでに書き溜めたもの、このnoteの「土竜のひとりごと」に書いたものを2000字程度の文章に整理してここに集めてみたいと思います。
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#エッセイ

土竜のひとりごと:目次

これまで書いたものを見直して整理しています。 貧乏性の僕はなかなか思い切って捨てることも…

空を飛ぶ土竜
3か月前
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第289話:文化が置き去りにされる

■もう随分前のことになるが、カミさんと上野の本牧亭に寄席を聞きに行った。その時、寄席の演…

6

第269話:じわっと何かになる

4月の異動で学校から図書館司書の仕事をしてくれていた職員が転勤してしまったため、その仕事…

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第268話:ネガティブ・ケイパビリティ

バイク飛ばす国道は雨すぶ濡れの顔が体が闇にめり込む 定年前まで980ccのバイクであちこち走…

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第266話:陰翳礼讃:目を閉じてみたい

『陰翳礼讃』は名著である。夏目漱石の「現代日本の開化」もそうだが、明治以降、急速に西洋文…

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第265話:カレーうどん

老人の病気の話など聞きたくないとは思うのだが、ご勘弁いただきたい。 夏の暑さが過酷なせい…

空を飛ぶ土竜
10か月前
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第262話:脱身体の欲望

授業で黒崎正男氏の評論を読んでいる。ざっとこんな内容である。 身体は現代にとって大切なテーマであるゆえに高校の国語の授業においても大事なテーマとなっている。それは哲学者が身体について書く評論が教科書や入試問題に採り上げられるからだが、一方で、彼ら彼女らがこれから直面するAIの時代は、また別の意味で「身体」について考えてみなければならない時代でもある。 例えば授業は、「腹を割って話す」「恋に身をこがす」など日本語の身体と結びついた表現から初めて、評論の流れに沿って、デカルト

第261話:陰翳礼讃という迷路

「陰影礼賛」は名著である。 ところがどっこい、授業でこの名著を扱うと生徒は一読、?(はて…

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第259話:草を取るおばあさん

車を走らせていると、前の車に時々「いいもの」を発見する時がある。 ■「これは何?」と思っ…

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第258話:引きこもる

コロナもすっかり下火になったと感じられる昨今だが、実は1月末にコロナに罹った。受験期には…

36

第256話:噛み合わない授業

昨日、生徒に「普遍性」という言葉を説明した。 普遍ってどういうこと? と、まず単刀直に聞…

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第252話:三笘の1ミリ

世の中には「僅差」ということがあって、これはもう随分前のことになるが、指導していた女生徒…

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第249話:「あつい」という漢字

毎日、暑い日が続き、ウチの猫もお疲れ気味。暑くなると家の中に戻ってるのはご飯のときくらい…

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第247話:あたりとおまけ

子どもの頃、当り付きのお菓子があって、よく買った。 オレンジマーブルガムとか、うろ覚えだがペプシコーラとかチェリオみたいなジュースの王冠の裏にも当りがあって、当るともう1個もらえた。 それはそれは楽しみだった。 記憶をたどればいくらでも出てきそうな気もするが、ホームランバーも懐かしい。食べ終えたアイスの棒に「ホームラン」とあればそのまま一本、「ヒット」なら5本(たぶん)集めれば一本がもらえた。 でも、何と言っても、その類の王様はチョコボールだっただろう。 チョコボール