冬病夏治、夏の滋養エスニックスープ
中医学薬膳では、
「陰陽学説」という大切な考えがあります。
世界にあるすべての事物は
陰陽に分けられるというものです。
陰陽は常に変化しながら
お互いバランスを取って存在し、
変化の中で陰が極まると
次は少しずつ陽へ移り変わっていきます。
季節も陰陽で捉えていきます。
最も陽が極まる日が夏至、
そこから陰が増えていき
冬至で陰が最も極まります。
その後はまた陽が増え夏至に向かっていきます。
二十四節気の立秋である今は、
少しずつ陰の季節に入る頃ですが、
まだまだ強い陽のパワーがあります。
今のうちにこのパワーを
上手く取り入れておくと、
次の冬に寒さによる不調が
現れにくくなると言われています。
食事や暮らし方で
上手くこの陰陽と調和を作っていくこと、
これが薬膳の季節養生になります。
お腹を触ってみて、
冷えていたりしませんか?
雨の日に不調はありませんか?
もしあれば今のうちに陽のパワーで
改善していきます^^
おすすめは、鶏スープ。
旨みはそのままに、
さらにアレンジしたい場合は、
スパイスとフレッシュパクチーを加えると
エスニック風に変化します!
しもやけができる程の冷え性だった私も
夏の過ごし方・食べ方を変えることで
冬がぐっと暮らしやすくなりました。
腸から温めて
余分な冷えと湿気を排出する鶏スープ、
とてもおすすめです!