中学生思春期の娘の食べない理由/気づく父親は🍀
娘が成長するにつれて、家族で囲む食卓の様子が少しずつ変わっていくことに気づいた。
かつては 「お腹すいた!」😤
と喜んで食卓に駆け寄ってきた娘が
思春期に差し掛かると、食事に対する態度が少し冷めたように感じられるようになった。
何も言わずに食事を避けたり、
「いらない」
と言って席を立つことが増えたり…。
父親として、何がどう変わってしまったのか
その理由がわからず、ただ心配する毎日が続いていました。
◽️気づかないフリと、わからない不安◽️
「お腹が減らないのか?」
と声をかけても、娘は「大丈夫」
と言うばかりで、具体的な理由を教えてくれることはありませんでした。
そのたびに、私はつい
「食べないと成長に良くないぞ」
「栄養が足りないんじゃないか?」
と言ってしまう。😅
しかし、返事はなく、どこかよそよそしい態度が続くばかり。
娘が思春期を迎え、自分の体型や外見を気にし始めているのだろう、ということはうすうす感じていましたが、父親としてその話題にどう関わっていいかが全く分からなかったのですね。
無理に干渉してしまうことで、余計に距離を置かれてしまうのではないかと不安でした。
◽️食卓でのささいな一言◽️
ある日、妻が何気なく
「最近、食べる量が少なくなってきた?」
と娘に聞いていた。
それに対して娘は、「太るのが嫌だから」
とボソッとつぶやいていた。
これが初めて聞く娘の本音。😓
私はその一言にハッとさせられ
「太りたくないから…」という娘の気持ちが
これほど深いものだったのかと驚きました。
思春期の娘にとって、「食べる」ことが
自分の見た目や体型に直結するという不安があることを、父親である私は軽視していたのかもしれません。😔
娘の中で「美しさ」や「理想の姿」
に対するプレッシャーが膨らんでいたのです。
そのことに気づかされたとき、父親としてどんな言葉をかけるべきか、深く悩みました。
◽️父としてできることを考える◽️
娘が「太りたくない」と感じるのは
彼女の自己表現や自信の一部。
私が父親としてそれを無理に否定するのではなく、理解することが必要だと感じました。
そして、「食事を取ることは健康のためだ」と頭ごなしに言うのではなく、彼女自身が心地よく感じられるような言葉で寄り添ってあげたいと思った。
娘が夕食の席に座ったとき、私は
「無理に食べる必要はないけれど、一緒にこの時間を過ごしてくれるだけで嬉しい」
と言いましたね。
食べることだけでなく、共にいることを大切に思っているという気持ちを伝えたかった。
少し驚いた表情を見せた後、娘は小さな声で 「ありがとう」
と言ってくれました。☺️
私の気持ちが彼女に伝わった瞬間でした。
それからというもの、娘と食事の時間について話し合う機会が少しずつ増えていきました。
「肌がきれいになる栄養もあるよ」
と伝えると、娘も興味を示し
自分なりに食べることについて考え始めてくれました。
思春期特有の悩みを抱える娘に対して
父親としての自分ができることは、彼女の気持ちをしっかり受け止め、共に歩む姿勢を持つことだと気づきました。😊
無理に「食べさせる」ことが目標ではなく
「娘が心地よく健康に向き合えるように支える」
ことを大切にするようにしました。
彼女が何かを選ぶとき、それが「自分のため」だと感じられるような場を提供できれば
彼女の成長にとって最も良い影響を与えられるのではないかと思うようになったのです。
🌈父として伝えたいこと🌈
娘が思春期を過ぎ、いつか自立していく日が来るでしょう。
しかし、今この瞬間
父としての役割は
「無理に正解を教え込むこと」
ではなく、彼女の気持ちを尊重し
心の支えとなること。
思春期の娘との距離感を感じることがあっても、食卓での小さな会話や気持ちの通じ合いが、信頼の絆となり、少しずつ娘と心を通わせるきっかけになりました。
この体験を通じて感じたのは
父親だからこそできる
「そっと寄り添う」
という形。
娘がどんな不安を抱えても
「私は一人じゃない」
と思えるように、これからも彼女のそばでそっと支えていこうと思います。☺️