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何も考えたくないときは『何も考えない』をする理由
何も考えたくない、映画やドラマを見るのが辛い。人が死ぬのを見たくない。映像作品特有の緊迫感が、見ている自分にも迫ってきて怖くなる。
そういう経験があったので、この記事を書くことにしました。ちょうど、去年の9月頃、派遣を辞めたばかりのときは、そういう状態でした。
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将来に対する不安、仕事を辞めたことへの後悔でいっぱいだったあの頃。今でこそ収まったものの、毎朝起きるのが怖くなったあの頃。
朝起きるたびにフラッシュバックのように過去を思い出して涙が出そうになっていた日々。あの頃の私は、「ET(イーティー)」でさえ途中から見ることができなかった。ETがどんどん追い詰められていくのを、どうにも見ていられなかった。
そういう時は、30分以上あるドラマやアニメも、シリアスな漫画もあまり読めない。普通に日中三食ご飯を食べられたし、外に出かけることもお風呂に入ることも出来たけれど、ただ朝起きるのだけが怖くて、日中気持ちが不安定になっていたころも、変わらずnoteを書いていた。
最近の私は、普通に映画もアニメもドラマも見れるようになってきた。以前とほとんど変わらない状態に戻ったけれど、また仕事を始めたら心を壊してしまうかもしれない。ただそれでも、私が一番精神的に安定していなかったのは、仕事を辞めたばかりの期間だった。
そんな私が最近見つけた動画は、心が疲れているとき、何も考えたくないときに見たくなるような動画だった。
心を空っぽにして、きっと映画もドラマも見れなかった去年の私でもみれるような、そんなゆるくて心が温まる動画。
たまたまyoutubeを観ていた時におすすめされた動画だけれど、3分以内で観れるものばかりで、教育番組で放送しても良いのではないかと思えるものだった。
どの動画も、くすっと笑えてキャラクターに愛着を持てて、心の緊張が解けるようなものばかりだ。
少々前置きが長くなって申し訳ないが、どんな心の状況でもみれるようなエンタメは、やはり必要なのではないかということが伝わればよいかと思った。
心が疲れたときは、ただボーっと空や花を眺めたほうが良いように、何も考えなくても人の脳は常に動いている。
それを脳の「アイドリング」と呼ぶ。
たまには脳を休ませよう
脳のアイドリングとは、車のエンジンのアイドリングに例えた言葉。
じつは、
最近の脳研究の進歩により、脳は考えたり行動しているときだけでなく、睡眠中や休息時にも活発に活動していること
がわかっている。つまり脳は何もしていなくても活動しているのだから、私はボーっとする時間も大切ではないかと思う。
たまには脳を休ませてあげても良いではないのだろうか。どちらにせよ脳は活発に動いているわけだけれど、何もしていないと感じていても、少なくとも私たちの脳は活動している。それだけでよいのではないか、と私は思った。
それに、昼寝をしたり、日向ぼっこをしたり、もしくは公園で散歩をしたりしていたときに、新しいアイディアが浮かぶのも、おそらく脳のアイドリングのおかげでしょう。
みなさんも、ダラダラとネットサーフィンをしてしまったり、寝すぎてしまい起きたら正午だったりしたこともあるかと思います。
そういう時は、むしろ何かひらめくかもしれないし、心のライフゲージを貯めるためだったかもしれません。
動画をいくつか貼っておくので、良ければ観てみてください。何かしら、ハットすることがあるかもしれません。
🌼この記事を読んだあなたへ…
〇「そして、会社に行けなくなった(エッセイ)」
〇「精神疾患の人間が仕事を続けるために考えるべきこと(ストレス対策方法)」
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