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【sora旅】四国への旅④ 神秘の青 仁淀ブルー
9月の連休を利用して、どこかに旅に出たい。
日頃の忙しさから現実逃避したい。
雲の上の図書館に後ろ髪ひかれつつ、今日は奇跡の清流と言われる仁淀川の青く透明な「仁淀ブルー」を見るため、高知中心部方面へ向かう。
リゾート地の海辺を思わせるような透明度、エメラルドグリーンともターコイズブルーとも呼べるような「青」の美しさをネイチャーカメラマンの高橋宜之氏が「仁淀ブルー」と呼び始め、その名が知られていったと言われています。
ですので、「仁淀ブルー」とは特定の場所のことを指しておらず、この川のきれいさを表現した仁淀川のキャッチコピーのようなものです。
仁淀ブルーと称されるその美しさは、国土交通省が発表する「水質が最も良好な河川」に、これまで過去8回も選ばれているそうだ。
仁淀ブルーが見られる場所はいつくかある。中でもここ最近人気なスポットがにこ淵だ。
神秘的な青い滝つぼで、仁淀ブルーの名付け親が、この青こそ仁淀ブルーと言わしめた場所だ。
ガイドブックに、神聖な場所と書いてあった。
元々は水神様の化身の大蛇が住む神聖な場所として、地元の方々は決して近寄らなかったそうで、数十年前までは誰も訪れないひっそりとした場所だった。
滝つぼまでの道が整備されたのは2020年。ハシゴや、ロープしかなかった場所に、今では90段の階段が整備され、観光客が多く訪れている。
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何ヶ所かある道路沿いの駐車場に車を停めて、階段を降りる。
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どうして青く見えるのか。
仁淀川の河川流域には長い年月をかけて押し固められた硬い岩石が多いため、破片や泥が少ないのも特徴のひとつ。
ここに来るまでの道からもずーっと仁淀川が見えていた。
うわぁー!え〜、すご〜い!と叫ぶほど、大きな岩が川の中や周辺にあって、川の流れの速さや、透明感を際立たせていた。
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その中でも、仁淀川周辺に多い「緑色片岩」という薄い川床の石が、青みがかっていたり白っぽいものが多いので、より青が映えるのだそう。
美しい仁淀ブルーを見ることが出来て、大満足。他にも仁淀ブルーが見られる場所はたくさんある。アウトドア体験も動けるうちにしてみたいなぁ。
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また次に訪れた時には是非行ってみたい!
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四万十川流域に多く見られた沈下橋。
沈下橋とは、増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋のこと。
水の抵抗を受けにくくし、欄干があることで流木がひっかかり、水の流れが悪くなることを防ぐためで、あるがままの自然を受け入れ、折り合って生きていこうとする高知の人々の生活様式を象徴している。
山と、海と、川に育まれたこの町の人々には当たり前の風景かもしれないけれど、都内で働く私にとっては何とも癒される風景だった。
自然の恩恵を受けながら、自然と共に生きているって素敵過ぎて眩しい✨️
このあと急ぎ足で牧野富太郎植物園へ向かった。
つづく
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