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🌰栗🌰
2020年11月1日 09:08
ただでさえ生きづらい、生きていけないと感じていたから自殺を決行したのに。その上後遺症が残るような大怪我まで負ってしまった。もっとキレイにくたばるはずだったのに。飛び降りなければよかった。みんなに迷惑だけをかけた。頻繁に、看護師さんにそんなことを愚痴った。すると、「それはまだ何かしなければいけない役割があるからだよ」と助言をもらえた。看護師さんは優しかった。集中治療室に比
2020年10月30日 16:35
体が健常である内は、頭の中に常に逃げの選択肢があった。その気になればいつでも自分で自分の命を絶てる。それは自分でも気づかないうちに心の支えになっていたらしい。手足が自由に動かせなくなった状況で、もはや自分の意思で死ぬことはできなくなった。自分の内にあった、大切な自由への選択肢が消えた。「こんなに不自由なのは生まれて初めてだ」と思った。複雑骨折した左腕は、骨が体の外に露出していたらし
2020年10月29日 13:53
私のTwitterのつぶやきを精神科医さんが読んでくれた。先生によれば、「うつの症状で飛び降りたのではない」ということだった。冷静に思考した末での自殺だったと。それにはとても納得した。衝動的な自殺ではない。そもそも私が初めて自殺を考えたのは、6年も前のことだ。あの時は、強迫性神経症に悩んでのことだった。少し衝動的だったかもしれない。それに比べると今回は、とても緩やかに死に向かっ
2020年10月27日 14:49
ベッドに寝たきりになりながら、「何故こうなったのか」と何度も考えた。13階から跳べば、楽に確実に死ねると思っていたのに。話が違うじゃないか。それでも、地面に激突した直後とか、一番痛い瞬間に意識を失っていたのは幸いだった。入院してしばらくの間は流動食だった。その後、お粥とか柔らかいものが食べられるようになった。しかし何を食べてもおいしいとは感じられなかった。牛乳すらもまずいと思う位
2020年10月26日 17:41
母と兄の顔を見て、渾身の飛び降り自殺計画が失敗に終わったことを、私は悟った。しかし、思ったより後悔の念は湧いてこなかった。私は、私自身の意思に基づき飛び降りた。それがどんな結果に終わろうとも、私が自分の意思を貫き通したという事実は変わらない(いや、このザマだが)。計画通り、ちゃんと飛び降りた自分が誇らしかった。入院当初、動くのは首から上だけだった。全身怪我だらけ。両腕は粉砕骨折
2020年10月25日 18:58
2020年の8月17日13階建ての建物の屋上から飛び降りた。建物の屋上まで登りきったところで、記憶が途絶えている。薬をODしたからだ。落下時の衝撃で、記憶が多少飛んだのもあるかもしれないけど。目を覚ましたらベッドの上だった。周りには何人も白衣の人がいた。そこが病院だと理解するのに時間がかかった。目を覚ました私の第一声は、看護師さんに向かって言った「誰ですか!?」だった。