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森博嗣さん Wシリーズのすすめ

SF好きの人にはぜひ読んでほしい!

森博嗣さんと言えば、S&Mシリーズという人がたくさんいるのかも。

実はS&Mシリーズ、読んだことないんです…

結構厚みがあるから、まとまった休みが取れたときに

読みたいと思っています!

そんな私が言っても説得力がないかもしれないのですが…

Wシリーズ、ほんとにすっごく面白いんです!

知っている人は「だよね!」となるかもだけど、

なかなかWシリーズの読了Xとか見かけないんで、

せっかくだから推させてほしい。



なんといっても、圧倒的SF!!

宇宙とか、UMAとかではなく、人工知能のSF。

簡単なあらすじを紹介します。


人工知能や人工細胞をテーマにしたSF小説。

無人で走る車や、世界のシステムの干渉する危険なAIなどが登場する。

臓器を人工細胞に置き換えることで、ほぼ永遠の命を得た人、

人としての本来の在り方を大切にし人工細胞を使わない人、

人間そっくりな容姿をもつ人工知能をもったウォーカロン、

見た目は同じでも中身は全然違う人種が入り組んだ世界。

ある時、人工知能技術に携わるハギリDrが命を狙われることになる。

その警備として現れたのがウォーカロンのウグイ。

2人は事件に巻き込まれていく。



独特な世界観に引き込まれる。

見た目は同じだけど、実は全然違う生き物。

そして、人工知能との戦いや人間とは何か、という大きなテーマも含まれている。

物語の中では、戦闘シーンも少なくない。

ハラハラドキドキな展開があったかと思いきや、

ハギリとウグイの漫才みたいなやり取りでクスリと笑えて、

読んでいて全然飽きがこない!

人工知能をテーマにしているから「難しいのでは」と思う人もいるかもしれないけど、

思っていた以上にスラスラと読み進められる。

専門用語が出てくることもあるけど、

全体的に親しみやすSFだな、と感じた。

文庫の全10巻で構成されているけど、一冊が読み切りやすいサイズ感。

一冊読むたびに、

「次はどうなるの?」

と気になってどんどん読んでしまう。

S&Mシリーズが莫大な人気なだけに

隠れた名シリーズともいえるのかも。


ぜひ、たくさんの人に読んでほしいシリーズ!


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