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万年肩こりを卒業するために必要なこと

みなさんは肩こりを実感していますか?
私は、中学生のころから肩こりを感じていて、よく母と揉み合いっこをしていました。そのころからずーっと肩が凝っていて、肩こりを感じないときはなかったような気がします。要するに、万年肩こりの状態。

自分で揉みほぐすことはもちろん、リラクゼーションサロンでマッサージをしてもらうこともたまにありました。それでも、凝りがほぐれるのはその時だけで、また数日するとすぐ凝りを感じてしまう、ということの繰り返し。

根本から変えて、肩が凝らないからだになるためにはどうしたらよいのでしょうか?


もちろんまずはほぐして、ゆるめることから

私たちのからだは日常の姿勢や動作の癖から、知らず知らずのうちに筋肉や筋膜がねじれて固まってしまっています。肩まわりの場合は肩が前に入り、首が前にいき、背中が丸まったりしやすい。その位置で筋が固まっていたら、気づいたときに自力で姿勢を正そうとしても、なかなかそれを維持することができません。

まずは筋膜をゆるめて動かしやすくし、内側のインナーマッスルが働く姿勢に整えていきます。

ほぐしとは、フォームローラーやボールを使った筋膜リリースのこと。悪い姿勢などの積み重ねによって筋膜は癒着し、可動域が狭くなってしまいます。その癒着を解きほぐし、しなやかな状態にするのが筋膜リリースです。

外側が固まったままだと内側に筋肉はきちんと働かず、正しい姿勢をつくるためのワークも効果が出ません。外側の筋肉をオフにすることができるようになって初めて、インナーマッスルを働かせることができるのです。

ストレッチで骨や関節を本来あるべき位置に戻す

筋膜をほぐしつつ、筋肉を伸ばすことも行います。縮んでしまっている胸や首の前の筋肉を伸ばして、しなやかな状態にします。

ほぐしとストレッチをすることで、胸が開き、背筋が伸びて呼吸がしやすくなるのを感じられるはずです。骨や関節が本来あるべき位置にあると、からだのこわばりがなく、呼吸をするための筋肉を働かせるようになるので、楽に深く呼吸ができるようになります。

正しい姿勢を維持し安定させる、インナーマッスルを強化することが大切

そして、いくらほぐしたり伸ばしたりしても、インナーマッスルが正しく使えていないと、また姿勢が崩れて肩は凝り、呼吸は浅くなってしまいます。

胸を開くため(肩甲骨まわり)のインナーマッスルを鍛えて、正しい姿勢を形状記憶させていく。この形状記憶ができていると、意識をしなくても自然に正しい姿勢でいられるようになります。

そして、正しい呼吸をするためのインナーマッスルを鍛えることもとても重要。

肩が凝りやすい人の特徴は、深い呼吸ができておらず、肩の筋肉を使って呼吸をしていることです。理想的な呼吸は、胸、背中、お腹、腰、骨盤底筋など胴全体が360度動く呼吸。

先程もお伝えしたとおり、この呼吸は、外側の筋肉が凝り固まっているとなかなかできないので、まずはほぐすことが必要。ほぐれてきたら、この呼吸を練習して身につける。それがインナーマッスルの強化なのです。

まとめ

これらの流れをしっかり行っていけば「正しい姿勢でいる方が楽」という感覚になり、常に背筋が伸び肩の余分な力が抜けて、肩こりになる悪循環から抜け出すことができます。

これを私は自分のからだで実感することができました。こんなに軽い肩になったのはいつぶりだろう?ととても新鮮です。たとえ忙しくなったりして、肩がまた凝ってしまったとしても「またすぐに軽い状態にできる。」と思えます。

少しケアの時間をつくることくらいでこんなに変化を感じられるのかという驚きもあります。忙しさを理由に先延ばしせず、コツコツ続けてよかった。

万年肩こりを卒業したいという方のきっかけになるよう、これからも丁寧に発信していこうと思っているところです。


おわり


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