【森博嗣】W、そしてXX｜引き継がれる『F』の伏線
久しぶりに本屋に寄ったら、森博嗣さんの新シリーズが出ていることに気づいた（今さらながら・・・）
XXシリーズだ。
ざっとあらすじを見るに、「Xシリーズ」の続編？に見える。
（読んでないので違ったらごめんなさい）
この「XX」と言うシリーズ名。
これを見て、ピンとくることがあった。
「””F""と繋がってる・・・？」
今回の考察は、XXシリーズの「中身」には全く触れない。
（なんせ、読んでいないのだから）
「中身」ではなく、あくまで「XX」という「シリーズ名」の考察をしたい。
ゼクシィ・・・。
——◇——
言わずと知れた神作『すべてがFになる』。
この「F」の意味とはなんなのか。
もちろん、作品の中で答えは明かされる。
でも、それ以外の、もう一つの意味があるんじゃないか？
と私は考察している。
それは「Female（女性）」の「F」だ。
詳細は下記の記事で書いているが、故なき考察ではない。
で、森博嗣作品には「Wシリーズ」なるシリーズもある。
この「W」は、一般的には「Walk alone（ウォーカロン。本シリーズに登場する）」だと考えられがちだ。
その上で、私は裏の「W」があると思っている。
——そう。「Women」の「W」だ。
これも故なき考察ではない。
（詳細は下記の記事で書いている）
——と、言った感じで、「F」も「W」も「女性」と紐づく裏考察ができると私は考えている。
この""女性""意味するところは・・・？
皆まで言うまい。「あの」キャラクターが思い浮かんだのではなかろうか。
話を戻そう。
「XX」シリーズ。
「X」シリーズの続編っぽいが、もしそうだとすると、 「あの」キャラクターとのつながり——もっと言うと、『すべてがFになる』とのつながり——は薄いかもしれない。
が、この「XX」というシリーズ名。
これも「F」や「W」と同様、裏の意味——もっと言うと、「女性」とのつながり——があるんじゃないか？そう深読みした。
考えた。
あった。
ゼクシィ・・・。
——◇——
『ゼクシィ』をご存知だろうか。
そう。あの幸せいっぱいの雑誌である。
では、雑誌名「ゼクシィ」の由来をご存知だろうか？
一説によるが、、、
女性と男性の性染色体に由来しているのだとか。
女性の「XX染色体」と男性の「XY染色体」を合わせて、「XXXY（ゼクシィ）」——
そう。ここに「XX」が現れるのだ。
「貴方は誰ですか？」萌絵は突然湧いてきた疑問を素直に口にした。
「ああ……これは驚きました。貴女は、本当に素晴らしい頭脳をお持ちですね」
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