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006.カンタンに幸せになることを許す

パニック・不安障害を手放すためのワーク

♡幸せとは、苦労して山を乗り越えてから、手にするものだという思い込みを捨てる。

♡幸せな気分になるハードルを下げて、日常の中に気分の上がる出来事を見つけるクセをつける。

そうやって、日常を全部自分の味方にしていき、安心感で満たしていこう。


幼少期から、みなさんテレビや映画、本で様々な「ストーリー」を読んできたと思います。

この「ストーリー」によって、
ゴールにたどり着くまでには山あり谷あり、いっぱい苦労して、我慢して、成長した暁に、最高の幸せが待っている…という思い込みが出来上がっているんじゃないかと思うんです。

ヒーローは敵を倒すために、一度やられてハラハラしないと話が盛り上がらないし、
お姫様は、周りにいじめられてきつい思いをしても、しょげないで頑張った暁に、素敵な王子様と出会った方がHAPPYな気分になれる…

それを無意識的に現実にも当てはめてしまっている人が実は多かったりします。

振り返ってみると、人生にそんな盛り上がりを求めていませんか?笑

私は、今だから言えることですが、
アーティストとして生きたいと思っていた学生時代、
有名な作家はみんな精神疾患があったので、自分もならないと正式に認められる才能あるアーティストにはなれないと思っていた時期がありました笑

そのせいでパニックを引き寄せてしまった部分もあるんじゃないかと実は思っているのですが…笑

そんな思い込みはさっさと捨てましょう!

苦労も我慢も努力も、したければすればいいですが、
嫌ならしなくていいんですよ。

ましてや、精神疾患になりながら、無理やり経験する必要のあるものでは一切ありません。
ほっといて逃げましょう。無関心を貫きましょう。考えるのをやめて、シャットアウトしちゃいましょう笑

そして、
苦労も努力も我慢も、幸せになることと本来は全く結びついているものではないんです。

今すぐにでも、視点を変えれば気持ちを幸せにすることはできます。

私は毎日普通に生きられるだけで満足できていますし、
美味しい紅茶に出会えたときには最高の気分になります。

そもそも、自分が幸せを感じるハードルを爆下げしておくと、
なんだかんだで身の回りには幸せなことって溢れてるじゃないかと気づくことができるんです。

パニック・不安障害になっている人は、視野が狭まってしまっていて、
気分をよくすることをしなさすぎ
なんですね。

もっと

雨風しのげる家があってよかったなあ〜
食事できてよかったなあ〜
陽の光を浴びられてよかったなあ〜

でいいんですよ。
あなたの身の回りは意外とあなたを守ってくれたり、快適にしてくれたりするものがいっぱい溢れています。

それを探すだけでも、自分を取り囲む世界に安心できるので、
どんどん息苦しさがなくなってきますよ。

できないことに焦点を当てるのはやめて、
今「在るもの」「できること」に焦点を当ててみてください。

あなたはちゃんと息をして、生きているだけで素晴らしいです。
パニックになりながらも、
ちゃんと治そうとしていることも素晴らしいです。 

それだけであなたは普通の人にはできないことを体現している、
素晴らしい存在なんですよ。

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Sora Okamoto
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