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010.パニックであることをオープンにする
パニック・不安障害を手放すためのワーク
♡パニック障害を発症してしまう自分をオープンにして、自分ができること・できないことを知ってもらい、できる限り普通に生活する環境を整える。
♡緊急時には、自分がどういう状態になれば落ち着くのか、周りの人に知ってもらう。(自分も知っておく)
結果的に、ありのままの自分を受け入れることにもなる。
実はこれ、めちゃくちゃ効きます。
私がオープンにしたときの記事はこれ。
思い切ってFacebookページに貼り付けたら、同じようにパニックをもつ人たちが意外といたことを知りました。
そして、普段の生活もしやすくなりました。
多分これをオープンにした時点で、半分治っていた気がします。
私は対人面が一番引っ掛かりが大きくて、
苦しかったんですよね。
誰に言っても理解されない、自分でも原因がよくわかっていない症状だったので、
ただの弱いやつだと思われるのも怖かったし、
こういう症状があることで、できないことのある私を
・仕事や勉強面ではハンデがあるから認めてもらえないんじゃないか
・友人は遊びに誘いにくくなってしまうんじゃないか
とずっと懸念していました。
なので、自分から人と会うことを諦めたり、外に出ることも怖がってやめてしまっていました。
ただ、実は私が一番このパニック障害になっている自分を責め立てていたんだと気が付いたんですね。
私はパニックになっている状態を人に見られるのが嫌すぎて、
そういう精神疾患を持っていることが人間関係に不利になると思い込んで、
家族や彼氏、ごく一部の友人以外には、ずーーーーーーーーーっと隠してました。
休むときは基本体調不良って言ってたし、
そもそも遊びの誘いは断って、
人との距離をどんどん広げていっていたんですね。
ただ、それだと本当に「パニック障害持ちである自分の生活」でしかなくなっていくので、治るものも治らない。
なので、もう症状が出てしまう自分ごと抱えて、
普通の生活をしていく方がいいんです。
(もちろん、無理はしないし休息もしっかりと取ることが前提です。)
症状が出たら、対応はそのとき考えましょう。
周りの信頼できる人たちに頼っていいんです。
知らない人にも頼っていいんです。
※オープンにする前に気をつけておいてほしいことが1点。※
なんのためにオープンにするのか、は明確に念頭においてほしいんです。
私はオープンにした当時、パニックになってしまうときがあるけど、
できる限り普通の生活をするために、周りの理解が必要でした。
なので、「パニックの具体的な症状」「パニックになったとき、周りにどういう対応をしてほしいか」をオープンにしました。
どういう経緯でなったのか、など必要ない情報は省きました。
特別扱いして欲しかったわけではないからです。
SNSなどで情報発信するとき、何かしら特別な自分をアピールする場として使われることがよくあるので、
その枠組みには入らないように注意してください。
自分を「かわいそう」だと思わない。
精神疾患を盾にして、同情を誘わない。
これはとても大事なことです。
特別扱いしてもらうために、ドラマチックに文章や言葉で伝える必要はなく、
周りの人には、ただ”普通の自分”だと思って伝えてほしいと思います。
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