夜の間に、雪が積もった。とはいっても、気温を見ても氷点下までは下がっていない。日が上るとすぐに溶けてしまうだろうと思って、カメラを持って撮ることにした。ここまでの2枚は、EOS Kiss X5にSIGMAの18-300で。ベランダに出てみると風はなく、とても穏やかな空気をしている。ものすごく遠くまでくっきり見えていた。出発の段階で、カメラをOLYMPUSのPEN E-P1に。いやはや、本当に空の青さと雪景色が綺麗でたまらない。こういうのが清々しく感じる。植木のサザンカにも雪が積もっていた。雪の白さと、花の赤み、そしておしべの黄色、それらがとても目に染みる。フォーマットを66にして。雪が溶け始めて雫になってきているが、その一瞬を切り取れたことがとても嬉しく感じる。団地の中は、徐々に雪解けが始まっている。法面の角っこの雪だけが残っているのは、どういう事からだろうか?と思って撮ってみる。角のたばこ屋のところにある郵便ポストも、うっすら雪が残っている程度。ゴミ箱のコンテナ上は、まだまだしっかり雪が残っている。この前の坂道では、足元が凍っていてちょっと滑りそうになった。公園の入り口にあるオブジェの上も雪。案外、植垣の上の方が雪が残っている。太陽の光が当たって、ちょうど溶け始めの雪に当たってキラキラとまぶしい。反対側のマンションの足元にある公園では、梅の花が三分咲きというところ。雪景色の中に赤い梅は、見ていて和む。そして、梅の花の香りがとても気持ちいい。公園のベンチも雪化粧。何故だか撮りたくなってしまった。郵便局の屋根の白い雪と、ポストの赤色が、目に強く飛び込んでくる。丘の下の駅までやってくると、気温もかなり上がっていて、ほぼ雪は残っていない。ちょっとした標高差ではあるけれど、結構違う。