20220922 NikonにはNikonの、OLYMPUSにはOLYMPUSの・・・
昨日、ベランダに出た際、持ち出したカメラはOLYMPUSのPENデジタル1だけではなく、NikonのD7000も持って出た。
そちらでも、数枚撮影している。
レンズは、古いAF Nikkor 28mm 1:2.8D。
D7000はAPS-Cだから、35mm換算すると42mmということになる。
PENデジタル1は17mmのレンズだから、34mm相当。
こちらは、NikonのD7000。
空のグラデーションの中に黄色味が少し入るところが、いかにもNikonという感じがする。
しかし、そうした特徴というのは、他のカメラと比較しないとわかるものではない。
1台しか持っていないと、「こういうものだ」という風に感じてもおかしくないだろう。
OLYMPUSの方が露出は暗め。
そして、Nikonに見られる黄色味がほとんどない。
でも、これはこれでいい感じ。
色味の違いは、人それぞれの好みになるのだろう。
空の色を写し取りたいと思うのならば、Nikonのほうが良い感じがしないでもない。
センサーサイズの問題もあるだろう。
もっと言えば、オールドデジタルカメラと言うこともあり、センサーの性能的に言えばかなり苦しい環境での撮影でもある。
でも、なんだか撮影した画像を見ると、そのときの感情とリンクしやすくなる。
NikonのD7000で撮影したときの自分の感情、OLYMPUSのPENデジタル1で撮影したときの自分の感情。
シャッターの音や、手に伝わるカメラのシャッターを押したときの振動、出てきた画像の見え具合、そしてデータをMacに読み込んだ時の見え方など。
どれもが、リンクしている。
カメラで景色に向き合っているようで、自分と向き合っている気がしてなら無い。
自分と向き合う際のツールとして、そのときの気分に合うものを選んでいるような感じがある。
そして、それは昨日の場合、NikonのD7000とOLYMPUSのPENデジタル1ということだったのだ。
そんな感じで一枚一枚撮影している。