ちょっと夕方になったけれど、青い空を撮るときの設定でチャレンジしてみた。
渡部さとる氏の「旅するカメラ」という本が2003年に枻出版から出た。
当時、駅前の本屋かどこかで見つけて、中を開いてみたらモノクロームの海の風景の写真がとても印象に残り、購入した。
それ以降、渡部さとる氏の出す本を購入するようになった。
この本の中で、露出の話が出てくる。
青い空を撮るときは、世界中どこでも同じ。
「感度分の16」
そんな事が書かれていた。
そしてYouTubeで、その露出についてレクチャーしている動画をご自身のChannelであげられている。
ほんと最近になって、古いデジタル一眼レフで、露出をカメラ任せにするのではなく、自分で設定して撮るように意識し始めた。
意識し始めて、絞りとシャッタースピードをいじるのに、カメラのどのボタンを押せば設定出来るかようやく知った具合。EOS kiss X5を購入してからそれこそ丸9年少し経つのに、使ってこなかった。
で、試してみた。
試すと同時に、自分がフィルムでよく使うISOでどうなるのかも試してみた。
というのも、渡部さとる氏は常用のISOが400。
自分は、100。
400のISOのフィルムは、カラーネガではほとんど使わない。そういうこともあって、100で光とカメラの露出の関係性を身につけたいと考えている。
少し日が傾いてきているので、真っ昼間の青空とは少し違うけれど、撮ってみたのがこれ。
感度分の16ということで、ISOを400に設定したのでシャッタースピードは1/400sにすれば良いのだけど、別の動画で「1/250sでF16」って言っていたのをみたので、その設定にしてみた。
そして、ISOを100にして、絞りをF8にしたのが次の画像。
なるほど、こういうことなのかとものすごく納得した。
露出をマニュアルモードにしても、当たり前だけど全然きっちり写る。
時間が15時半から16時と夕方になってきていたので、もう一段絞りを開けても良いのかなぁと感じたりもした。
そう感じたのなら、それで撮ってみれば良いのに、そこまで頭が回っていない。
あと、もう一つはカメラの液晶で確認をするのが難しいなぁと感じたり。
早く撮って、Macのモニタで確認してみたいというので頭がいっぱいになっていた。
それから、時間帯的に影の長い状態なので、影の中を被写体の中心に据えて撮る場合の露出というものがあるはずで、そこはまた練習かな。
フィルムでも撮ってみたけれど、それは現像に出してみてのお楽しみという感じ。
まあしかし、何事も練習して、無意識に出来る様にならないとダメだなぁと感じた次第。