ラブレター交換日記と溝口健二の近松物語
ラブレターだ、交換日記だと、かまびすしい事ですが。
不倫という事で思い出したのが、溝口健二の「近松物語」という映画です。
この映画、不倫を扱った映画なのですが。
江戸時代には、不義密通は捕まれば死罪になる大罪だったのです。
しかし溝口健二の「近松物語」は、その美しさに、ほれぼれとさせられるような映画なのです。
そして、この映画を観ていると、逃げる2人を応援したくなること必至で。
ついには2人に感情移入をして「ああ、追っ手につかまる事なく、どこまでも逃げて欲しい。そして、2人でずっと幸せに暮らしてほしいと思わさせられるのです」
しかし、その時代に比べて現代では。
当然の事ですが、人が人に恋したり愛したりする事は、法で縛るような事柄ではない事は明らかとなっている時代な訳です。
それなのに、ラブレターだ、交換日記だと、どうも騒ぎすぎているような気がする訳なのです。
まあ、そういう意味ではこの記事もそうなのですが。
いくら有名人だからと言って、法に触れている訳でもない事をあれやこれやと騒ぎだてするのは、マジで馬に蹴られたほうがいいと思います。
昔から言われているように「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて〇んじまえ」ってやつですね(#^.^#)。
追記
誰が、2人のラブレターを晒したのかは分かりませんが。もしも、それがどちらかの伴侶、或いは両人の伴侶、だったとしたらならば。それはもう、愛と呼べるものではなく、憎しみや復讐ですね。
世の中には、このような方たちもいらっしゃいます。
そして、民間人の女優さんは、スキャンダルでマスコミからまるで犯罪者のように晒し者にされていますが・・・。
強い者には媚びて、弱い者は叩くような社会で良いはずがないですね。
使用画像 イラストAC より タイトルCanva
2023.6.16 18加筆