野草を食らう。野蒜、ハリエンジュ、雪の下。
たまに野草を食べることがある。
その中で、いちばん食べてうまいと思う野草は野蒜だ。
しかし、山菜の中には、野蒜よりも、もっとうまいと思えるものも、きっとあるだろう。
だが山菜は、野蒜のように、そこら辺の原っぱやあぜ道など、何処にでもあるという訳ではない。
なので、手に入りやすさという点では、やはり野蒜に軍配が上がる。
ノビルの食べ方としては、味噌や酢味噌などを付けての生食もうまいが。
ノビルを茹でてから、味噌やゴマと和えるのもうまい。
私の、一番のおすすめは、ノビルを油で炒めて味噌で和える、ノビルの油味噌が一番うまいと思うのである。
ノビルは、野草の中ではかなりうまいので、野菜として流通しても良いぐらいだと思うが。
野菜として流通しないのは、田舎なら何処にでも普通に生えているからかもしれない・・・。
ノビルの姿かたちは、ラッキョウに似ている。
小さいノビルをたくさん取ってしまうと、一つ一つ泥を落として綺麗に作っていくのが面倒くさいのが難点である。
だから出来るだけ太くて、玉の大きそうなものを選んで取ることもコツである。
ノビルは、花が咲きだすと固くなるので、その前に取って食すのがおすすである。
ハリエンジュは、ニセアカシアと呼ばれることもある。
街路樹として利用されたり、河川敷などにも自生している樹木である。
ちょうど今頃の時期が花時であり、河川敷で白い花穂を幾つも垂らしたハリエンジュの木を見ることができる。
ハリエンジュの花は、はちみつの蜜源にもなっていて甘くて優しい香りがする。
その花穂を、天ぷらにして食べると美味しく食べられる。
ユキノシタは、木の下などの、反日蔭のような少し湿ったような場所にあることが多い。
ユキノシタは、様々な効能があるとされて、昔は色々な疾患に利用されていたようである。
ユキノシタを食べる場合は、おひたし、和え物などにもするそうだが。
私の、おすすめは、葉をとって天ぷらで食べる事である。
しかし、文献などには美味とされているが。
個人的には、ユキノシタは、余りにも癖がなさ過ぎて何の味もしないのが難点なのかも知れないと思っている。
野蒜も、ハリエンジュの花も、ユキノシタの葉も、今が食べ時かも知れない。
しかし、もしも野草を食す場合には、有毒植物と誤食する事のないように。
くれぐれも自己判定などはせずに、野草をよく知る人や、図鑑などでしっかりと特徴などを確認してから食すようにするのが安心である。
サポートどうもありがとうございます<(_ _)>(#^.^#)。
彩音幸子様
宇宙っ子様
使用画像 写真ACより Canvaより タイトル画 Canva
2024.4.28加筆 5.1加筆