きらわれていい、というやさしさと、自分軸
こんにちは、Soniiです。
いつもありがとうございます!
彼とSkypeで話している時、ちょいちょい出てきてた言葉、「social pressure」。意味は、「まわりからの圧」、みたいな感じです。
彼は、根が明るくて、アメリカ人だなあと感じるところも多いのですが、もの静かで、音楽や読書が好きな人です。社交的な場は、あまり行きたくないという、考えを持っています。
週末はどこかに出かけなきゃとか、だれかに会ったら政治の話をしなきゃとか、そういうまわりからの圧を、感じることがあるのだそう。
それって、他人軸になってるよ~ということなので、「自分のやりたいように、やればええやん」と、彼にはお話をしています。彼は、social pressureを感じる時には、自分を、見つめるようにしているそうです。
彼の車が故障した時に、車屋さんで、彼が、修理を待っているほかの人と、なにげないお話をしているのを見て、「いいな~、アメリカやな~」と感じました。気さくでフレンドリーで、ほっこりしました。
そういうところは、いいとは思うのですが、もしそれが、「話をしたくない人と、したくもない、しょうもない話をする」ということになると、めちゃしんどいですよね。
場つなぎの会話のことを、small talkといいます。たしかに、イギリスにいた時も、知らない人とは、「とりあえず、天気の話しとけ」と、イギリス人から教わったような。西洋文化あるある、なのでしょう。
そういえば、わたしも、思いあたることがありました。
アイルランド一人旅をした時に、いくつか、ダブリンからの1日バスツアーに参加しました。
一人参加しているのはわたしだけで、あとの参加者は、カップルとか友だち同士の人たちでした。
3つのツアーに参加してみたのですが、北アイルランドのベルファストまで行ったり、タラの丘などのケルト遺跡をまわったり、ディングル半島をまわったり。
バス運転手さんがツアーガイドもされてて、しゃべりが達者で、解説もおもしろくて、参加してよかった~~と思いました。
わたしは、ひとりでめちゃくちゃ楽しんでいたのですが、あるツアーの時、バスで、近くの席のアメリカ人に話しかけられて、「一人なの?さみしくないの?」とか、やたら心配されたような。
「めっちゃ楽しいので、大丈夫です!」と答えたのですが、やせがまんと思われたのかな。
本当に、めっちゃ楽しいので、ほっといてください!と、言いたくなるくらい、わりとしつこくきかれました。
心配して、「よかれ」と思って、話かけてくれてたと思うのですが、わたしからしたら、迷惑な話で。
彼が、social pressureと言っているのは、こういうやつや~~と理解しました。
彼女がいない時も、「なんでつくらないの?」とか、しつこくされて、ほんとうに、だるかったそうです。
陰キャが、ずっと、パリピに囲まれているようなもの。たしかに、それはきつい。
わたしが、アイルランドで体験したことが、ずっとだとしたら、しんどいですね。
でも、話しかけられて、うれしい時もあります。
一人旅をしていて、話しかけられると、ほっとしたり。地元のことを教えてもらえて、よかったことも、たくさんあります。
知らない人と、お話をするのが、いやだというわけではない。
要は、話をする人と、合うか合わないか、ということですね。
わたしは、やさしい感じの人が好きなので、そういう人とだったら、知らない人とでも、楽しくお話ができそう。
以前は、自分軸がなくて、まわりから誘われたら、出かけていくようにしていました。そういうものだと思っていました。
人ごみが苦手だし、お酒も飲めないし、ご飯もそんなにたくさん食べられる方ではないし。
でも、誘われたら行くものだ、と思っていたので、行くと、案の定、めっちゃつかれて帰宅。行きたくもないお店に行って、お金を使ってしまって後悔。
そんなわたしが変わったのは、ロンドンに、1年間語学留学をしてからです。
ロンドンでは、英語が話せない、知り合いがいない、というスタートでしたが、「まっさらなところから、自分をはじめられる」ことに、わくわくしてもいました。
はじめて見るもの、感じるものに、わたしが、どういった感覚を持つのか。
人に迷惑をかけないかぎりは、なんでもやろう、と決めました。
まっさらなスタートを切ったわたしにとって、ロンドンの街は、美しくて、すてきで、どこを見ても、感動しました。
コーヒーよりも、紅茶が好き。
公園の芝生の上で、テイクアウトの紅茶を飲みながら、気の合う友だちと、お話をするのが、本当に楽しい。
果物を食べるのが好き。
美術館で、絵画を見ると落ち着く。
お散歩をするのが好き。
など、ひとつひとつ、自分の感覚を集めて行きました。
こうしていくうちに、自分軸、というか、自分の意見を持てるようになって、はっきりと、Yes/Noが、言えるようになっていました。
いやなものは、いやだ、と。
あとは、神様をチャネリングするようになって、それまでは、なんとなく感じていた、エネルギーというものが、本当にあるのだ、ということを知ったことでも、自分軸ができました。
家にいるほっこりした時間を減らして、大切なお金をつかってまで、行きたいのかどうか。
エネルギーが、いい感じ、軽い、明るい、楽しい感じがする時だけ、出かけるようにしました。
断っていくうちに、それでもいいよ、と言ってくれる、わかってくれる友だちだけが、残りました。
今は、仲のいい友だちが、少しだけいます。それで充分です。
social pressureの話から、だいぶ脱線しましたが、「合うかどうか、いい感じがするかどうか」で、選んじゃっていい、と感じています。
彼が、「会社の集まりがあるんだけど、どうしよう」と悩んでいました。ずっとリモートワークで、会社の人と会ったことないし、会っておいた方がいいのかと、思ったそうです。
わたしは、「このご時勢で、どうしても行きたいと思ったら、行けばいいし、行きたくなかったら、断ればいいやん」と伝えました。(結局、行かなかったそうです。)
来なかったことをなんやかんや、言ってくる人がいたとしたら、その人とは合わないということなので、きらわれてていいのです。
やさしい人だったら、ひとりひとりの選択を、尊重してくれるはずだから。
わたしは、そういう、やさしい人と、仲よくしていきたい。
自分を大切にして、その上で、やりたいかどうか、行きたいかどうか。
先に、自分の感覚を、大切にする。
ちがいや、自由を、尊重しあえる人と、仲よくしていけばいい、とわたしは感じていますし、実際そうしています。
きらわれてもいいし、きらってもいい。
と思ったら、めっちゃ楽になりますよ~~~。
少しでもご参考になりますと、幸いです。
今日もありがとうございます!
Sonii
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