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モモ【書籍紹介】

こんにちはsomekichiです。

今回は、ドイツの作家ミヒャエル・エンデによる児童文学作品である「モモ」をご紹介できればと思います。

児童文学と聞いて侮るなかれ、大人にこそ読んでほしい!そんな思いを込めてnoteを書いてみたいと思います。

【あらすじ】
円形劇場の廃墟に住みついた、もじゃもじゃ頭で粗末な身なりをした不思議な少女モモ。黙って話を聞くだけで、人の心を溶かし悩みを解消させる能力を持った彼女のまわりには、いつもたくさんの大人や子どもたちが集まっていた。しかし「時間」を人間に倹約させることにより、世界中の余分な「時間」を独占しようとする「灰色の男たち」の出現により、町じゅうの人々はとりとめのないお喋りや、ゆとりのある生活を次第に失っていく。


時間とは何か


この書籍の大きなテーマの1つとして書かれている「時間」という概念についてが、凄く深く心に突き刺さります。私たちは「どんな時間を過ごしているのか?」「何に時間を奪われているのか」そんなことを考えさせられる1冊です。

主人公である「モモ」という女の子を通じた、人間味あふれるお話と、登場人物に、引き込まれつつ、大人でも考えさせられる一冊となっています。


子供の頃に忘れてきたもの


本書を読んで思い出したのは「子供の頃の無邪気な自由奔放さ」です。大人になってからは、長くそんな思いを忘れてしまっていたことに気が付きました。

1分1秒を無駄にしてはいけない。そんな思いが毎日を追いかけてくる現在ですが、果たしてそれは正しいことなのでしょうか?子供の頃はそんなことを気にせず無邪気に遊んでいた。そのように思い返すことができました。


是非、興味がある方は「モモ」面白いので、是非読んでみて下さいね!

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ダ・ヴィンチの手帳@somekichi
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