TODOリストよりもDONEチャート
バレットジャーナル、GTD、タスクシュートなど、この世の中にはたくさんのタスク管理術があります。
私も最高の管理システムを求めて色々試してきたのですが、どれも全く続かず、いまひとつしっくりきませんでした。なんでだろうと振り返り、変わりのシステムを自己流で開発したという話をします。
Todoリストをいくらこなしても幸せに近づかない
そもそもTodoリストのタスクに価値はあるのだろうか?ということです。7つの習慣によると、重要かつ緊急でない領域のことを第二領域というのですが、そもそもこれらのタスクがTodoリストに入りにくいという性質があります。
第二領域は新たな分野へのチャレンジや長期的な目標になりやすいので、完了するまでに時間がかかるんです。これがすごく嫌でした。また、そもそもタスクとして落とし込むことが難しかったりするからです。
下手にタスク化してしまうと「分かったふり」「中途半端にやって終わり」となりやすく、プロセスよりもチェックをつける事が目的になりやすいですし、Todoリストに落とし込めたとしても、緊急でないためにどんどん「後回し」になってしまうのです。
今日もTaskをたくさんこなした。ただし、緊急の第1、第3領域のものだけ・・・
気持ちいいのはチェックをつけた時だけ・・・
Todoリストを見返すと、どうでもいいタスクばかりで、振り返ると虚無感に襲われます。そうなると本当にこれでいいのか?と落ち着かなくなります。
いろいろなヒントを得る
こちらの本との出会いでヒントを得ました。Todoのタスクは無尽蔵に増えていくもので、いくら消化しても仕事は無くならない、と。
また、このオープンウインドウというフレームワークと出会い、これって第第二領域を8つに分けて可視化したものだよなぁ、と思いました。
で、結局私は何をしたか
2ステップでできます。
自分専用のオープンウインドウをまず作ります。
で、その後に中央の各8つの項目を縦に並べて、横に日付をつけていきます。これを私はDONEチャートと勝手に名付けて読んでいます。
1日1回この表を振り返り、これらの8つの項目に関する活動をしたなと思ったら、チェックを入れる。
たったこれだけです。
たとえば、Figmaの使い方の講座を見たり、勉強したら「プロトタイプを作れるようになる」項目の部分にチェックを入れるといった具合です。
効果
・自分は日々、第二領域に対してどれだけアクションをしているのかが一目で分かります。
・自分の行動のバランスが一目で分かります。たとえば、ブログ投稿は毎日やってるけれど、会社の仕組みを勉強することを全然していないな。無意識に避けてるのかな?とか自分のクセを客観的に掴むことができます。
・DONEチャートをやるためにTodoリストから不要なタスクを削減するようになる
こちらの記事でも書きましたが、いくらアファメーションやっても、いくら「自分はこれを目指す!」なんて言ってても、日々の行動に反映されてなければ何の意味もないです。
ちゃんと自分はやってるか?行動しているか?を可視化する必要があります。
このDONEチャートにはチェックが増えていくごとに自分は成長に向かっていっているという高揚感、自分はこれだけ積み重ねたんだという自尊心が満たされるという効果があります。
自分の人生において大事だと思うことを毎日やっていると分かったら、それだけで誇らしくなれるからです。
最初のオープンウインドウを作るのは若干手間がかかりますが、あとは本当に簡単です。DONEチャートはデジタルでもアナログ手帳でも良いですが、私はアナログにしています。
本当に効くのでぜひお試しください。