【詩】種を蒔く
まっさらな土地に種を蒔く
ひとつでも芽が出ることを祈って
丁寧に水をやり たくさん語りかけ
ときにやさしく触れ 願うのだ
かれらがすこやかに育つように
花がひらきますように、と
おおきな嵐に晒されても
心無いことばに踏みつけられても
どんなに暗闇の居心地が良くても
太陽と目を合わせたいと思うのだ
かれらが産声をあげるまで、あと
まっさらな土地に種を蒔く
ひとつでも芽が出ることを祈って
丁寧に水をやり たくさん語りかけ
ときにやさしく触れ 願うのだ
かれらがすこやかに育つように
花がひらきますように、と
おおきな嵐に晒されても
心無いことばに踏みつけられても
どんなに暗闇の居心地が良くても
太陽と目を合わせたいと思うのだ
かれらが産声をあげるまで、あと