Photo by akinglish 【詩】カタストロフィの瞳 3 Chiharu 2023年7月5日 22:17 燃え盛った狂気がはじめに貫いたのは憎い仇ではなく、最愛の君だった私の凶器がどれほど君を苦しめてどれほど絶望させたのかわからない、いや、解りたくないどんなに嘆いても戻ってこない笑顔を悔やもうとも二度と掬えない歌声を然るべき場所は送り届けくれ、神よ君に贈る花束はすべて小川に鎮めた来世でも、私は君を愛すことを醜い血に塗れた剣先に誓う君の瞳に映る私は、しあわせに惚ける「ただの男」であるだろう朧げになっているハムレットとオフィーリアのあれそれに寄せて。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する この記事が参加している募集 #私の作品紹介 116,965件 #詩 #創作 #私の作品紹介 #創作大賞2023 #散文 #オールカテゴリ部門 #ハムレット #散文詩景 #ギリシャ神話はいいぞ 3