小橋賢児さん『セカンドID』から学ぶ3つのこと
あなたは小橋賢児さん、ご存じですか?
私と同世代アラフォー世代の方はよくご存知だと思いますが、『人間失格』『家なき子』等、数々のドラマに出ていた俳優さん。
私は元々ラジオが大好きなのですが、この数ヶ月、JWAVEの小橋さんのラジオを聞いて、
華やかだった俳優時代と打って変わり、クリエイティブディレクターとして活躍されている様子を、感心しながら聞いていました。
話し口調もとても穏やか、そして謙虚で、話す内容もとても社会に優しくわかりやすい。
この人は今、一体何をしているんだろう?
そう思い、先日、小橋さんの本を読みました。
『セカンドID』
これは、小橋さんの生い立ち、俳優業を休業し、現在のクリエイティブディレクターとして生きる道を選ぶまでの軌跡が書かれています。
正直、小橋賢児さんのことは、よく知りませんでした。
てっきり、お金持ちのおぼっちゃんだと思っていたのですが😅、
新聞配達をしたり、アルバイトを掛け持ちしながら生きてきた苦労人。
とても真っ直ぐで、不器用で、どこか昔の自分と重なり共感するところがありました。
小橋さんから学んだこと、少しまとめます。
感じたら即行動
小橋さんが俳優になったのは、まさに偶然。
俳優になりたかったのではなく、いつも見ていたバラエティ番組の観覧募集に応募したら、それが出演者募集の応募だった、というオチ。
たまたま受かったので、そのままテレビの世界にで生きていくことになったという成り行き。
でも、そこで
「いいなぁ、観覧募集だってさ」
と思ってアクションを取っていなかったら、テレビの世界には入ってなかったでしょう。
俳優業を休業し、急遽渡米することになった時も、誰にも相談せず、1人渡米したのだそうです。
そうして、感性に従っただけではなく、具体的に次のアクションを取っていったことで、次の道を引き寄せていたのだと思います。
私の経験に落とし込んで考えて言えることも同じです。
私は子供が生まれたから、ずっと自分のキャリアにモヤモヤしていました。
「お前が男だったら部長にしてやったのになぁ」
と言われた時は、本当に悔しかった。
それよりも、時間をかけて仕事に打ち込もうとしても、その時間がない。
子供の発熱などで、急遽会社を休まざるを得なくなると、どんどん責任のある仕事を任せてもらえなくなる。
そんなループにハマり、完全にマミートラックを走っていました。
「一体自分は何がやりたかったんだっけ?」
それを自問自答し続けていたところに、コロナがやってきました。
そして、会社を辞め、自分のやりたかったことへ舵を取りました。
私の場合は、子育て中なので、自分の時間がほとんどない。
そのため、副業に力を注ぐ時間もそんなになかった。
そのため、思い切って会社を辞め、退路を無くしたという事で、具体的に行動せざるを得なかったというのが、今一番大きいかもしれません。
HAVE TOよりWANT TOに耳を傾ける
小橋さんは、長年俳優業として生きてきたのもあり、
自分が本当に一緒にいたい人
大切にしたい時間
そうした自分の心の声に気づいていなかったそうです。
「俳優だから、この人達と一緒にいてはいけない」
「俳優だから、こうして集まりに出なければいけない」
「俳優だから、ここに行ってはいけない」
そうした「~しなければならない」、
つまり“HAVE TO“に縛られていたといいます。
でも、それは自分が勝手に思い込んでいた幻想であって、心からの生き方ではありませんでした。
小橋さんは、そのギャップに気付き、即俳優休業を決意。
自分の中の違和感から、WANT TOに耳を傾けたから、今の生き方へ繋がりました。
あなたの今の時間の使い方、一緒にいる人、選んでいる仕事は、HAVE TOですか?WANT TOですか?
自分の中に小旅行
いままで自分が苦手だと思った人に思い切って話しかけてみたり、しばらく会っていなかった両親に連絡したり、そんな一見小さく身近な旅でも、ある意味「極」を知るきっかけになると思う。
そうやって、できる範囲でいいから、自分の中の小さな旅をしてみることで、いままで気づかなかった自分の価値観に気づくことができるんだ。
人生にそうした変化を起こすにあたって、
別に海外に放浪に行ったり、旅をしなくても、
今からできることがあります。
それは、自分の中の小旅行。
✅普段会わない人に会ってみる
✅連絡していなかった人に連絡をする
✅普段通らない道を通ってみる
何でもいいので、日常にちょっと変化を入れてみる。
その小さな変化で見えた景色、得られた感情、気づいたことに意識を向けてみる。
あなたが今日できる小旅行はなんですか?
以上、小橋賢児さんの『セカンドID』から学んだこと3つでした。
今後もこうした日々の学びもシェアしていきますので、明日を生きるエネルギーになれば嬉しいです🌹✨
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