自分らしくて、心地よい。ウェルネスが見つかる
近年、一般的にSNS上で飛び交う “ ライフスタイル ” や “ ライフデザイン ”という言葉には、「ウェルネス(Wellness)」概念がつきもの。時代や価値観の変化によって解釈は変化してるものの、根源は古来から変わりません。
このnoteでは、改めて言葉の意味や尺度をみていきますので、自分にとってしっくりくる6次元〜12次元ウェルネスモデルを見つけてみてください!
既に取り入れてる人も、改めて「ウェルネス」を意識して、向き合うことで、自分らしさや選択肢、または社会のあり方に気づくことができます。
▼ ウェルネスが注目される背景はこちら
皆さんこんにちは!SoLa(@sola_trip)スーラーです。
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1. そもそもウェルネスって何だろう?
ウェルネス概念は古代より存在していますが、琉球大学の調査によると、現代的な定義は、1959年アメリカの医師が、ポジティブヘルスの概念として、「ウェルビーイングを促進するための、ホリスティックアなプローチ」を示し、肉体的な側面より広義に健康を捉えたことから始まったようです。
その3年後に、下記の通りウェルネスが定義されました。
以降、世界中の研究者が、国による特性や時代によって、追定義を重ねた結果、様々な解釈が生まれました。
参考までに、国や地域によって異なるウェルネス概念について、
私が学んだ3つの専門領域で挙げておきます。
2. ウェルネスは多次元的
非営利組織のシンクタンクである、グローバル・ウェルネス・インスティテュート(国際ウェルネス機構、GWI)は、ウェルネス概念の共通項をまとめています。
そのなかで、「1.多次元的」ウェルネスモデルは、私が調べた限り、少なくとも6次元〜最大12次元あり、時代(2.連続的)や環境(3.個人的)の変化とともにウェルネス概念は変化することが伺えます。
⑴ 多次元的なウェルネスモデル
【6次元】身体、知性、環境、感情、職業、社会(人間関係)
全米ウェルネス研究所が提唱「The 6 Dimensions of Wellness(1977年?)」
【8次元】身体、知性、環境、感情、職業、社会(人間関係)、精神、経済
米国ミシガン大学が提唱「The 8 Dimensions of Wellness(2012年)」
【10次元】身体、知性、環境、感情、職業、社会(人間関係)、精神、経済、文化、セクシャル「The 10 Dimensions of Wellness(?年)」
【12次元】ウェルネス先駆者ジョン・W・トラヴィス博士提唱
「ウェルネス連続体」
大切なことは、これからも「人々のライフスタイルや価値観の変容とともに、ウェルネスの概念も変化していく」ことを念頭におきたい。
3. ヘルスケアとの違い
ウェルネスの概念が理解できたとこで、ウェルネスとヘルスの違いを明確にしておきます。
ウェルネスもヘルスも、同じく「健康」を意味しますが、ヘルスは「病気ではない状態(肉体的な健康)」を指し、ウェルネスは広義の意味を包括します。
⑴ 異なるアプローチ
4. ウェルビーイングとの違い
世界的な統一見解はなく、ウェルビーイングの市場データは存在していません。ですが、ウェルネスとは決定的な違いがあるため、ここで明確にしておきます。
ウェルビーイングもウェルネスも、肉体を超えたより広義なものを意味しますが、中国ではウェルビーイングを「幸福」と訳すように、より抽象的で、精神性の意味が強くなります。
⑴ 違いは、プロセスかゴールか
ウェルビーイングを手に入れるために、ウェルネス(心身、社会、環境などの健康)にとりくむ。という関係性が成り立ちます。また、ウェルネスは、市場規模が推計されているため、消費者の存在、ニーズが明確なのことも特徴です。
5. ヘルス、ウェルネス、ウェルビーングの関係
国連が発行する「世界幸福度報告書」より、毎年発表される世界幸福ランキングが注目されていますが、幸福度ランキング上位の国が、必ずしも健康的な国ではありません。
また、The Bloomberg社が提供する「世界の健康的な国」でも、健康度ランキング上位の国が、必ずしも幸せな国ではありません。
ヘルス、ウェルネス、ウェルビーイング、この3つは相互関係にあります。自分や顧客がどこが弱いか、どこからアプローチすれば良いのか、違いからヒントが見えてくるのではないでしょうか。
6. まとめ
多面的な健康を意味するウェルネスは、ヘルスを包括しつつも積極的なアプローチにより、ウェルビーイングに貢献します。反対に、ウェルビーイングを目指すことは、より具体的なウェルネス習慣を生みだします。
ウェルネス促進の1つに、自分を知る、企業を知る(歩んできた歴史など含め)ことがあります。ウェルビーイングを目指す上で、非常に重要なプロセスですので、積極的に「知る」ことを試みてみてください。
その姿勢が、幸せの一歩です。
それでは、また書きます♪
Love SoLa♡