「怒り」の手放し方
京大卒元メガバンカーの総一郎です。
いつからだろうか、僕はあまり「怒り」という感情を感じなくなった。
「エロスは世界を救う」でお馴染みのエロス姐さんことR子さん(@ns._.ryolab)にもよくこの「反応しなさっぷり」を褒められる。
R子さんはイライラしそうになったら、「そうさまだったらどうするだろうか」と考えてくださるそうだ。
初対面の人にもよく「ずっとテンション一定ですね」とか「落ち着いてますね」とか言われる。
楽しんでいるのかどうかも伝わりづらいのが玉に瑕(きず)だが、「怒り」を手放すというのはストレスが少なくて良い。
今日は僕なりの「怒り」の手放し方をお伝えしたいと思う。
#写真は今日の娘
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▼「怒り」の手放し方
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「怒り」の手放し方は色々有ると思うが、僕が最も有効だと思うのは、
「『怒り』をぶつけても『怒り』が増すだけ」
と考えることだと思う。
何かに対して「怒り」を感じるというのは極めて不快な状態だ。
人生の限りある時間で「怒り」を感じる時間は短ければ短いほど良い。
「怒り」はたいてい誰かに期待を裏切られた時に感じるものなので、「怒り」をぶつけるとしたら、多くの場合はモノではなくヒトだ。
会社の上司や同僚、部下が思うように動いてくれない
彼氏彼女が浮気をした
子どもがなかなか寝ない、宿題をしない
とか、自分の思い通りにいかないと「怒り」を感じる。
ただここで、
「なんで言ったとおりに動かないんだ?」
「浮気するなんて最低!」
「早く寝なさい!」
と「怒り」をそのままぶつけて相手を攻撃したら、当然相手も黙ってはいない。
「たしかにその通りですね、おっしゃる通りにいたします」
「寂しい思いをさせてごめんね」
「はい、早く寝ます」
なんて、相手が素直にこちらの「怒り」を受け入れてくれることなんてまず無い。
相手は相手なりの理由が有ってこちらの思惑を裏切って来てるわけなので当然反発を受ける。
「そんなこと仰いますけど、あなたの指示も不十分だったんじゃないですか?」
「勝手にスマホ見たんか?最低やな!」
「やだ!絶対寝ない!」
なんて反発を受けて火に油を注ぐだけだ。
そうするとこちらはまた更なる「怒り」を感じてしまうわけだ。
当たり前だが大事なことだと思うのでもう一度言うが、
「『怒り』をぶつけても『怒り』が増すだけ」だし、
「人生の限りある時間で『怒り』を感じる時間は短ければ短いほど良い。」
一見「相手に怒りをぶつければスッキリする」という気もするが、ぶつけ方が上手でない限りスッキリできない。
というより、ぶつけたらスッキリする結末にはたどり着かないことの方が多い。
であれば、「『怒り』を相手にぶつけない」のが自分の人生の限りある時間の中で「怒り」を感じる時間を最小化する最良の手段となるわけだ。
もちろん時と場合による。
自分が「怒り」を感じたことが今後繰り返されそうだったり継続しそうなのであれば、ちゃんと相手にその旨を伝えて繰り返されないようにするのが「『怒り』を感じる時間を最小化する最良の手段」となるが、
その時はやはり「怒り」をぶつけるのではなく、「怒り」を感じた問題を解決できるような伝え方を考える必要が有る。
ここについて語り始めるととても今日の記事では収まらなそうだし、
じゃあぶつけずにおいたこの「怒り」の感情はどうしたら消滅するのか?
についても今日は書ききれないのでまた今度記事にしたいと思う。
とりあえず今日伝えたかったことは、
「その『怒り』、ぶつけるのとぶつけないので、どっちが最終的に自分の人生の『怒り』を感じる時間を最小化する?」
を問いかけると良いんじゃないかなぁということだ。
PS(追伸)
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