オカマバーに行く理由とたぶん一緒
京大卒元メガバンカーの総一郎です。
昨日エロスナースリョウコさんとの通話の中で、面白い感想をいただいた。
それを聞いて、「きっとオカマバーと同じ理由ですね」と返した話をしたい。
#写真は1年半くらい前の娘と自分
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▼オカマバーに行く理由とたぶん一緒
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リョウコさんとコミュニティでご一緒してからかれこれ１年半以上経つ。
以来、必要としてくださっているので毎週通話をしていると思う。
そんなリョウコさんから「慣れを差し引いても最近のそうさまの方が話しやすい」と言っていただいた。
僕は一年半前はちょうど離婚するかしないかと言う頃。
まだ銀行員だった。
「妻子持ちの京大卒メガバンカー」だった。
昨日の記事でも触れたように僕はこの肩書きを鼻にかけているわけではないのだが、一般的には特に大きな減点のしようの無い肩書だろう。
#昨日の記事はこちら
『本当は爪を隠す鷹でありたい』
https://note.com/soichiro_k/n/n56e2f67d0a98
そこに加えてこの理屈っぽい性格なので、「冗談通じなそう」「間違ったことを言ったら笑われそう」「馬鹿なこと言ったら怒られそう」とか思われたりもしていただろう。
実際、同期に「間違ったことを言ったら笑われそう」と言われたことも有った笑
高嶺の花とあがめられる女性は隙が無くて近寄りがたいのも同じで、
親近感を持ってもらうには適度な "隙" は大事だ。
西野亮廣さん風に言えば「負け顔を見せる」に近い。
#関連記事
『有能なリーダーが見せるべき応援シロ』
https://note.com/soichiro_k/n/na3fbda1bc486
完全無欠そうなスーパーマンも苦しんでいたら応援したくなる。
「苦しんでいる姿」を恥を忍んで晒して「負け顔を見せる」と親近感が湧きファンがつく。
これも一つの "隙" だ。
とはいえわざわざ馬鹿なフリをしたりしてパフォーマンスを落とすのは本末転倒な感じがして違うなぁと思っていたので、隙の見せ方が分からなかった。
だが、一年半前頃、離婚・退職と人生の大きな転機を迎え、好き放題やっているうちに僕は「ネジの外れた人」という認識のされ方をし始めている。
#参考記事
『エリートメガバンカーが『自分の人生を生きる』ためにした二つの決断』
https://note.com/soichiro_k/n/nf05f3bafc275
「そこそこ良い肩書が有ったのに全部捨ててしまったこの人に比べたら、自分の悩みなんて大したこと無いかもしれない」
「急にバンジー飛んだり船舶免許取ったりしちゃう話を聞いていると、自分は何をこんなことでやるやらないを迷っているんだか…」
「堂々とセックスの記事とか書いてるし話してくるこの人には、恥ずかしいと思っていた話も恥ずかしくなくなってきてなぜか話せる」
みたいな感じで、きっと話し易くなっていったのではないかと思う。
ここでようやくタイトルに繋がるのだが、オカマバーもきっとこんな感じだ。
僕は実は行ったことが無いので想像の範疇を出ないのだが、オカマバーとかゲイバーとか、ストレートな人からしたらもうとんでもない存在がバーテンをしているわけだ。
女装癖の無い男性からしたら、良い歳をして女装して女口調で接客をするなんて恥ずかしすぎる。
ストレートな人からしたら、堂々と同性愛者であることを開示してバーテンをしているゲイバーの人の自己開示は尊敬ものだ。
もうそこに立っているだけで、客である自分の価値観からしたら「恥ずかしすぎること」「とても出来ない自己開示」をしてくれているわけだ。
そりゃあもうどんなヘビーな話でもセクシュアルな話でも恥ずかしい話でも、何でも話せる気がしてくる。
だから通い詰める人がいるんだろう。
僕も引き続き気の赴くままに突飛なことに挑戦し、オカマバーのオカマのように何を話してもこの人なら引かないし、聞いてくれるという安心感を与えられる存在になりたい。
ということで、想像だけで語るのではなくオカマバーにも近々行かなければならないだろう。
なんとなく書き始めた記事のオチでこのように自分の首を絞めることになるとは思わなかったが…
今年中に一度は行くことを約束しよう。
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