発達障害と言われたら?
小学校で、発達障害と診断を受け、特別支援学級に通う子が年々増えている実感がある。
私の友人の子も、3歳で自閉スペクトラム症と診断を受けたそう。4歳になった今、言葉がたくさん出てきて会話もできるようになってきたらしく、少し安心したと教えてくれた。
双極性障害、自閉スペクトラム症、注意欠如多動症…。どれも生活するうえで苦しさがあるものであるとの理解はある。大人になってからの診断によって、当人の心が軽くなり生きやすくなったという話もよく聞く。
でも、その障害の要因として、遺伝があげられるのが事実。
もし、自分が自閉スペクトラム症と若い時に診断を受け、適切な教育を受けたとして、結婚したいと思うだろうか。子どもが欲しいと思うだろうか。もちろん、定型発達(いわゆる普通の人)同士の子でも、発達障害の子が生まれる可能性はある。だが、自分は発達障害で、子どもができたら遺伝する可能性が他より高いとわかっていたら…。
正直なところ、一生独身でいいや、と思うかもしれない。
何を言いたいのかというと、
知らない方がいいこともあるのではないか、ということ。
だからどうしろ、ということでもない。ただ、人間は賢すぎて、いろいろ知りすぎてしまうことで、生きずらくなっている側面もあるのではないかと悶々と考えてしまっている。
何も複雑なことを考えず、できちゃった婚(古いか!)がたくさん溢れれば、日本の人口減少に歯止めがかかるのではないだろうか。
特別支援学級・学校、何なら「学校」というそのものが無くなってしまえば、障害認定を早くからする必要はなく、にこやかに「うちの子、変な奴なんです(笑)」と前向きに子育てできる人が増えるのではないか。本当のインクルーシブな社会になっていくのではないか。と着地しない想像を続けている。
今回は(いつもだが)、とりとめのない話になってしまった。
反省しています。