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デザイナーのギャラリー日記(仮)

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運営と哲学

運営と哲学

芸術と関わる以上、哲学の知識が必要になる。哲学の仕事が芸術に影響を与え、逆に芸術が哲学に影響を与えることもある。表現できることが違うからこその関係性がある。

そして、当然、作家が始めたギャラリー経営にも、制作で学んできた哲学が影響する。galleryMainの運営メンバーと出会った時も、そんな話から初まった。私は #表現の “話”をしよう という、コミュニティを運営している。このコミュニティの構想

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「ギャラリー」ってなに?『デザイナーのギャラリー日記』4

「ギャラリー」ってなに?『デザイナーのギャラリー日記』4

制作サイドの人間だから、ギャラリーを運営する側である画商、ギャラリスト、学芸員などの職業の中身を知らない。構造を理解しないと仕事はできないので取り敢えず本でも読む。参考になりそうな本を探してリスト化しました(なのでほとんど未読です)

4分の1読んで積読になっている「写真をアートにした男: 石原悦郎とツァイト・フォト・サロン」。どこまでが演出か分からないので、読み物として苦手なタイプだけど、写真が

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「ギャラリー」ってなに?『デザイナーのギャラリー日記』3

「ギャラリー」ってなに?『デザイナーのギャラリー日記』3

6年、企業のデザイナーとして働いた。4月からは独立して週の半分を企業で。もう半分をギャラリーで。働き方を変えた。今風の働き方には興味がない。ただ、アーティストとして作品を作れる環境が欲しかった。

まだ京都に来て半月しか経っていないが、ギャラリーに行けば作品の制作に関わる話が毎日行われている。会社員としての仕事に刺激があるないの優劣ではなく、アーティストが作品を作る上での思考回路や執着心は、種類が

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「ギャラリー」ってなに?『デザイナーのギャラリー日記』2

「ギャラリー」ってなに?『デザイナーのギャラリー日記』2

galleryMainには、田舎の縁側のようにふらっと人が訪れる。家がない写真家が故郷へ帰って来たかのように在廊しプリンターを起動させ、遠方から来た写真家が居心地良いと言い滞在し、妊婦の人は世間話に、みな友達に会うかのような感覚でギャラリーを訪れる。そして、ただの雑談は長い話を通じて、深い話に変わっていく。毎日、アイデアに溢れている。

「ギャラリー」と言うよりも「コミュニティー」だと伝えた方が通

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「ギャラリー」ってなに?『デザイナーのギャラリー日記』

「ギャラリー」ってなに?『デザイナーのギャラリー日記』

ギャラリーってなに?美術家として活動しているから最低限のことはわかる。運営する側に回ることで初めてお金や人の流れが具体的に見えてくる。私が勤め始めたgalleryMainが特殊なのかもしれないが。私の仕事はデザイナー。ならば言葉に落とし込み伝えて行くことも仕事の内。日報のような日記として、記録してみることにした。ちなみに毎日書くつもりはない。

背景を少し説明すると、6年住んだ東京を離れて、京都で

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