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20240203「小さなテーブル」

こたつにストーブ
横になってテレビ
お腹をすかし
おかしをちょっと
あんまり食べると
食べれなくなるから
待ちきれないならと
手伝って
一緒にいただく
どうもそれが
いつものように続くのだと
そう思ってた
誰かがいて
誰もいない
そんな記憶も
思い出さないのなら
あってもないようだから
いつになく
そう思い出す

一緒に食べればいい
美味しくも
そうでなくとも
ひとりではないのなら
さびしさは少しだけ減る
ないならないでいいけれど
何かがないと
食べることもできない
少しの道具で済ませて
そのひとつひとつで賄わせる
意味を喰んで
美味しさのことを反芻し
できればそんなこともやりつつ
誰かに出会うのなら
ほんのひと時
一緒に居よう
夕方の朝方の
真昼の出来事
小さなテーブルは待っている

場所を用意して
テーブルを拭く
汚れたから
きれいにして
取れない輪染みもあるが
それでいい
重ねた時間を共にして
ようやくテーブルに着く
何をしてもいいとして
さて何をしようかと思えば
やっぱりお茶でも出して
茶菓子でも置いて
あれこれを用意しよう
多くはいらないし
そんなに食べたら
またご飯食べられなくなるからって
そう言われそうだから
そうだねって
また呟いている

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