20241120「夢の在りか」
夢が零れて
どこかに染み込んで
どこどこを通過し
摩擦や軋轢
困難さえ磨かれて
その隙間を通り抜ける
困惑した行き先もまた
どこかへとたどって
ある所へと向かっている
不意に吸収されたり
付随したり
ふとした時に寄り添って
どこかで芽生えて
その在りかの横で
小さく笑っている
夢が溢れて
どこどこからそこへ
そして今ここにもまた
見えるとるなら
既に在ることを見做し
点在しているそれらを附置し
その中で過ごす暮らしは
きっともう持ってるのだろう
気づけないふりして
待つだけではなく
進んで獲得しておこう
ひとつひとつ
ふたつやみっつ
恣をも
充している
夢の在りかを探しては
どこに在るのって
子どもたちが聞いている
見えないものも
気づけないものも
既に在るとするのなら
豊さの意味さえ
転換してもいいはず
代わりに転んだ末にも
違う視野を得られるのなら
それもまた発見の発露だとして
転がり続けるのもいいだろう
点在するひかりを見つけて
照らされるのは自分らのこと
朗らかなこれからを過ごしている
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