20241015「夢のような本当なこと」
夢を見た
嘘のようで本当のこと
誰もが流れ
誰もが佇み
川の流れの一部であったり
風の一枚をひらひらしたり
誰かと会話し
自然の中で何かを感じて
それぞれの役目を担っている
そんな気もないけれど
それぞれの存在の理由を
わからないまま
実行している
適当な想いの類いを
拾ったり捨てたり
ぐるぐる周りつつ
一点に立っている
交わした言葉を
もう憶えてもいないけれど
それの積み重ねや積み下ろしで
エッセンスの雫を収めている
そこここの淡いを拾い
想いの気持ちをそこに合わせ
自分なりの解釈で
自分たちを成り立たせている
気にしないし
気にしもてしょうがないけれど
一言一言積み重なって
わたしが構成されて行く
連れ添ったさっきまでのわたしを
蘇らせるのは
きっとあなたの仕草や
ぽつりと言った
たわいないこと
長いようで短いのは
わかっているくせに
その瞬間を感じながら
呆けてみても
次の時間になったら
それ相応の働きを示し
承認の零れを受け取っている
それが何なのかは後に気付きながら
もうそこに遭ってもおかしくはない
なるようになって
行き違いのすれ違いで
意味のずれさえ
もう賄われている
気づかないように気づいて
あなたはそのあなたになるのでしょう
わたしもわたしでわたしたちに参加して
遠回りの前後を目の前に現している
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